寸評いろいろ

最近観た芝居の寸評をまとめて。
タイトルからのリンクはCoRich!の当該演目か、他オフィシャルページにリンクしています。

椿組「ささくれリア王」(ザ・スズナリ)
ここのところ戸波山文明(トバさん)が自分のところでしっかり主演をつとめていて、同じ苦労をしている身として嬉しい限りです。

「シュート・ザ・クロウ」(新国立劇場 小劇場)
北アイルランドの劇作家オーウェン・マカファーティーの作を、田村君の演出で、板尾創路, 柄本佑, 阿南健治,平田満さんの4人の男優によるタイル職人の話。皆さん、いい味出してました。

「その男」(東京芸術劇場 中ホール)
池波正太郎原作を、鈴木聡さん脚本、ラサール石井さん演出、主演:上川隆也さん、平幹二朗ささんで、星屑の仲間も福島まり子、平良政幸、築出静夫、朝倉伸二、木村靖司など、あと福本伸一さん、弘中麻紀さん、風間水希さん、日高恵さん、丹下でご一緒した加藤照男さん、鎌田栄治さん、六平直政さん。さらにはキムラ緑子さん、池田成志さんなど、まさに石井さんの人力のメンバー。大劇場で初めて見るスピード感。気持ちよい舞台でした。

ひらり、空中分解。「嘘ッ!?座付作家が捕まっちゃった!!~あいつを救えるのは、俺たちしかいない!~」(ウッディシアター中目黒)
男5人(37才~40才)のユニットで、もう16本やっているとのこと。何かきっかけがあれば、ブレイクしそうな予感!

サンダース:コンビーフ2「MELODY」(シアター711)
作:大西一郎、演出:宮本勝行
これは「三田村教授」を書いた大西君の作。そして出演も、そして我が栗田かおりが出演。とても素敵な作品、そして栗田かおりの透明感ある演技に、とても気持ちよく、小川さんとタッキー(滝沢恵)のお母さんのやっている下北沢のメキシコ料理屋で、おいしいメキシコ料理とワインにいただきました。

コメディ オン ザ ボード『しぶとさは三文の得!笑う門にはつるかめ荘』(TheaterΧ(cai))
マルセ太郎さんの原作を、永井寛孝さんが演出。まさに永井寛孝の世界。
ケアハウスの老人たちがロックバンドを作ってしまうと言う最高のドタバタ!10月のhomeに第一番目に出演交渉した矢野陽子さん最高。そしてここに集うおじさんおばさん役者、ボクの舞芸の同期で中村座の仲間でもある一色凉太もいかんなく実力発揮!いい!カンコウさんバンザイ!

いろいろ観ましたが、気になったものをピックアップしてみました。
これからはためずにその都度この情報が活かせるようにしたいと思います。いつもそう思っているのですが、つい疲れに負けてしまいます。でも良い作品に出会う度、さらに燃えております。ご期待ください。

2009-05-26 | Posted in ブログNo Comments » 

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