三田村近況報告 2020.1.14

一昨年の『雪虫』の稽古中(6月)から放射線治療の後遺症がひどくなり、左アゴが腫れ、左下の歯が抜けはじめました。治療方法が無いということで、この公演で役者引退を決意しました。が、北海道東部胆振地震で北海道公演が延期になり、浅草九劇公演のみになりました。

そして、昨年1月には8月30日〜9月5日の札幌公演・登別公演が決定。三田病院歯科の担当医と相談、アゴの手術はその公演が終わってからということになり、さまざまな抗生物質を1年間飲み続け、なんとか9月5日までの登別公演を終えることができました。

北海道と芝居の効果でしょうか、終わってみると治療方法が無いと言われていた骨髄炎ですが、左下の奥歯が抜けたところやアゴの内側からピンクの歯茎が再生してきました。そして、アゴを切って繋ぐ手術は見合わせることになりました。

しかしその一方、外アゴの骨はくさり続けて、暮れにはなんと残っていた下の歯7本のうち、5本がいっぺんに抜けてしまったりと……!

この半年間、一喜一憂というか、毎日毎日口の中の状態が違い、顔が大きく腫れたりほっぺに骨が出てきてしまったりと、役者引退したくない気持ちと、どんどんブサイクになっていく顔と、下口から漏れる空気とよだれ!!

痛みからは薬のお陰でずいぶん解放されてきましたが、入れ歯を作ろうと型をとり、出来上がる頃になるとまた口の中の型が変わってしまうという繰り返しで、入れ歯は未だにできておりません。

 

昨年の暮れ頃、やっと決心がついて決めました。

とりあえず1,2年休業。入れ歯を作り、発声からやり直し、万が一キチンと滑舌ができて、そのとき身体がついてゆけたらまたやる。引退宣言はしないことにして休業、リハビリ生活をしようと。

これは誰彼に言っているのではなく、自分自身に言っております。いわば、ジジイの一人言です。

そんなこんなで年賀状も一枚も書かずに新年を迎えたら、昨日まで〝お身体の具合いかがですか?〟という賀状がたくさん寄せられ、ついにこのブログを書くに至りました。

生きてます! 細々と!

ご心配心よりありがとうございます。

 

2020.1.14 三田村

2020-01-14 | Posted in ブログNo Comments » 

関連記事

Comment





Comment