三田村近況報告 2021.3.10

大変お久し振りです。昨年の3月20日に「星屑の町」を観て書いて以来です。

三田村周三、まだ生きております。
先日、モダンスイマーズの津村君よりメール有り、YouTubeで人形劇ムービー「しがらみ紋次郎」を無料配信しているとのこと。スマホのサポートの方に来ていただき、やっと観ることが出来ました。
上演時間48分、作・監督は蓬莱君で、主演は津村君。妻と充分楽しむことが出来ました。
人形の顔がとても可愛いです。特に〝梅ちゃん〟が好きです。
一つだけ、雪の中に梅が倒れているシーン、もっともっと引いてあの峠から日本地図まで、「ポツンと一軒家」みたいに出来たら世界観が…みたいなことをちょっと思いました。
表現の世界とは、まったく無縁に、まさに生きんが為に生きております。
まだ、覚えてくれている仲間からは、苦しみながら何とか現場を創ろうとしている知らせが届いておりますが、今年6月で77才になる身としては、のこのこ出かけていってコロナに罹ったりしたら皆様にかける迷惑を考えると、じっとステイホームして、ただただテレビ、ビデオ(寅さん全巻明日で観終わります)、読書、飲酒の日々です。
仕事(生活)の方は、幸いなことにとぎれることもなく朝6時〜11時頃まで、ほぼ日祭をのぞき毎日させていただいております。
新聞、テレビをみると、ただただ、何の理念もない金と利権の政治のありさま。1960年、高校一年、高校生単独デモの指揮等、自立と革命を夢みていた10代。日本人だけでも300万人の命をギセイに、世界に一つしかない軍隊を持たない憲法を持ったのに、医療者の家族を排除しようという様に、最も日本人的な良質なものをかなぐりすてるような社会…!
しかし、人類の歴史は常に支配との闘いでもありました。
こんな世界を、今の若人に残す為に生きてきた訳ではなかった……!
ほぼ、残りの人生に絶望していますが、でも何とか1cmでも、たった一つでもあらがわなければ…!!それが人類の使命なのだから。
久しぶりに前を向けた三田村でした。
もう一つ、津村紋次郎を観ていて声というのは、改めてすごい武器だと思いました。
https://youtu.be/vTZLNNmBFkc
でした。
2021-03-10 | Posted in ブログNo Comments » 

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