「夫婦犯罪」を観てきました

こんにちは。
今日はキャスト紹介最後の一人、栗原茂氏の紹介ですが、その前に・・・。

2月11日(土)「夫婦犯罪」作・演出 水谷龍二(本多劇場)を観に行きました。

いや~あ、片桐はいり は天才だ。どうみても奇形なのだけど、それは外形で、可愛い人間の内面の奇形を実に楽しく見せてくれるのです。
彼女が“うんこずわり”(失礼)をするだけでとにかく笑えます。

辺見えみりちゃん。結婚おめでとう。いいところに目をつけたね!
昨年は「丹下左膳」で2ヶ月一緒で、お母さんのマリさんにも会わせてもらい、嬉しかったです。とにかく素直。今回はいよいよ本領発揮。人間の品の良さのなんたるかを見せてくれました。素晴らしい。

そして昇太さん。女房が万引きした金で食わせてもらっていながら、育ちの良さを(大物政治家の息子)特別なことをするでもなく二人の相手役との、話の聞き方・見方で表現できてしまう。
三田村組にも、これで二度お誘いしていますが、なんせ売れっ子。まだ実現していません。いつか舞台上で昇太さんと目線を交わしたいと思っています。

終演後、水谷さん、阿知波悟美さん、上野ハコちゃん、轟二郎さん、栗田かおり、昇太さんらと“鳥海亭”にて飲む!

流石の阿知波さんも「はいり」に脱帽!
この三人の組み合わせに皆も感服!!
水谷さんもほとんど“ダメ出し”はしなかったとのこと。三人で読み立つうち、ほとんど芝居が出来てきたと話していました。

阿知波さんは、今秋コットンクラブ(中西良太、河西健司)公演「賭けること」で全国を廻るとのこと。この話から皆で、今、お芝居に人が集まらないと言う話に花がさきました。
僕らが芝居を始めたころと、演劇を鑑賞する人口にあまり差がないと言うこと。その割、役者は10倍以上(ひょっとすると100倍くらい?!)増えていると言うこと。なんとかもっと手軽に安く、そして安心して観られるシステムなり内容を作ってゆかなければ、と思いをめぐらせております。

そうこうして盛り上がっておりましたら、隣の席に同年代の演劇評論家“衛紀生”氏が、20代前半の女性5.6人を従えて飲んでいるではありませんか。しかも皆「先生!」と言う感じなのです。さっそく乱入!

衛さんと、柴田瑛子(奥様)の仲人は自分であること。衛さんがかつて柳美里とつきあっていて、三角関係(瑛子さんではありませんよ)のもつれで夜中に西麻布の我が家に美里とやってきてもめたことなどをバラし、衛さんの若いゼミの子達に7月の三田村組を見に来ることを約束させました。

まあ、久しぶりに楽しかったけど、外に出ると金がかかるね。
観劇料4000円、交通費580円、鳥海亭一人5000円、夕食850円。軽く1万オーバー。
昨年の秋まで、年間130本芝居を観ていた事が信じられません。とにかく今は稼がなければ!

…しゃべりすぎました。
栗原君の紹介でした。明日は必ず。

2006-02-17 | Posted in ブログNo Comments » 

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