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小劇場界コック長のオススメレシピ

こんにちは!

難航していた4月の就職先、年と期間の短さでことごとく断られていましたが、本字筒井に採用決定。麻布十番の「更科本店」の洗い場(9時~16時)です。
最初の1週間は実力を見るとかで、時給850円とのこと。
フン! 俺を甘く見るなよ!
俺は、小劇場界のコック長と言われる男だぜ!!
すぐ、時給1000円にしてみせるぜ。

最近作った、近所でも大好評の料理を紹介しよう。

新ジャガ・・・・・大3個
バター・・・・・・・1cm(20gくらいかな?)
卵黄・・・・・・・・2個
ウィンナー・・・・・適量(まっすぐなモノがよい)
チーズ・・・・・・・適量
塩、コショウ、小麦粉、全卵、パン粉、ゴマ、油・・・各適宜

1.新ジャガを皮付きのままよく茹で、茹であがったら新ジャガだけ取り出し、そのままウィンナーを茹でる。

2.新ジャガの皮をむき、滑らかになるまでつぶす。卵黄、バター、塩、コショウを混ぜ冷ます。

3.チーズをウィンナーと同じ大きさに切る。(四角でも丸でも可)

4.ウィンナー、チーズを各別個にジャガでくるんで、小麦粉、卵、パン粉(ゴマを混ぜておく)をつけ、きつね色に揚げる。

おいしい、ウィンナーコロッケ&チーズコロッケのできあがり!
美味しいよ!!

今、これを書いていたら、女房が餃子を60個くらい作っていた。明日食べられるのかと思ってたら、隣にある自転車便のお兄ちゃん達の所にそっくり持っていってしまった。人のこと言えないけどよくやるヨ!

そうそう、4日は新国立に『カエル』作:過士行、演出:鵜山 仁、キャスト:千葉哲也、有薗芳記、宮本裕子、今井朋彦 を観に行ってきました。
小林一茶の俳句から想を得たという、中国演劇会ニューリーダーの作品。ものすごい青いんだけど、そのあまりの真摯さにさわやかさ有り。40年前に自分たちもこんな事やってたなあと少し懐かしくさえあった。千葉哲也も『カストリエレジー』で共演して以来、飲み屋でご一緒した様です。

次の観劇は11日(火)モダンスイマーズ『ゆきてかえらず』中野ザ・ポケット初日の舞台です。たのしみだなあ。

先日書いた野の花。今、携帯で写真を撮りためているので、そのうち載せるね!待っててね。

では、明日から一生懸命に働きます!

2006-04-07 | Posted in ブログNo Comments » 

 

おでん屋のオッチャン

こんにちは!三田村周三です。

次の仕事がなかなか決まらず、イライラの日々。ところが酒量は絶好調。
3/30(金)には美香ちゃんが夕方から遊びに。彼女が鎌倉に引っ越してからは、ゆっくり話してなかったので、“野花”のこと、人間関係のことなど語り合う。結局ボクは、2時頃ダウン。ウチの奥さんと美香は朝の4時頃まで語り合い、朝帰ってゆきました。
赤ワイン2本、35度古酒泡盛1本、ビール2本を空ける。

翌1日は久しぶりに暖かく、チャメちゃんと桜満開の青山墓地をゆっくりお散歩。
オオイヌノフグリ、ハナニラ、カラスノエンドウ、水仙、タンポポ、ナズナ、ヒメオドリコソウ、ノゲン、ヤブヘビイチゴ、そしてなんと50年ぶりくらいに見たツクシンボウ(ツクシ誰の子スギナの子)。野の花の可憐で健気な姿に心洗われる。

土曜の昼なので、桜に浮かれ酒をかっくらっている花見客に、一度はゆっくり小さな野の花を知ってもらいたいものです。

さて、花に誘われて墓地の交差点まで行くと、おでんの屋台が。あれ?!と思っていると、「三田村さん、7月だったよね!見に行くよ!」とオヤジ。
ワァオー!

昨年10月の舞台、WAKUプロデュース『ありえねえ一夜2005』の稽古場の前の道(甲州街道、文化服装学院の先)で、屋台を出していた“オヤジ”。
キーちゃん(天気予報士の木原さん)や、タラちゃん(TARAKO、ちびまる子ちゃん)、ミチヨちゃん(カレーパンマン)、そしてチャコ(高乃麗)たちと、週に3度くらいはここで飲んでいました。
そしてこのアニメ好きのオッチャンは芝居も見に来てくれました!

こんな家の近くで、あのおでん屋台のオッチャンに再会できて、すぐに皆にTEL。でも、皆さん稽古で忙しい時。チャコがつかまり、午後6時に待ち合わせ。いやー、11時半まで飲みに飲み、日本酒12杯くらい飲みまして、おいしい煮込みから最後はラーメンまで。もちろんおでんも。オッチャンも喜んでくれて、料金は1人たった2000円なり。
ベロベロで家に帰って、1時間玄関で寝てました。女房があきれてほったらかされました。

そして、2日(日)は昼から女房の勤める中華料理屋の板さんとその恋人(歯科衛生士)が花見に遊びに来る。
また、昼から飲んで青山ツインタワーの“グランパ”(おもちゃのお店)にお買い物。可愛い人形4体ゲット!
帰り道、花見。オッチャンの店で、女房とお客におでんを食べてもらい、家に帰ってじっくり飲む。さすが途中で1時間爆睡。お客さまが11時過ぎに帰り、のどが渇いて冷たい紅茶をがぶ飲み、まるっきり酔いがさめてしまい、今3日(月)の朝。

オイオイ、何をやってんだ!
さあ、仕事探しに出かけよう!

2006-04-03 | Posted in ブログNo Comments » 

 

渡辺哲「カクエイはかく語りき」

こんにちは!

昨日28日(可)、渡辺哲さんのひとり芝居『カクエイはかく語りき』作・演出 水谷龍二を、スズナリにて初日の舞台を観る。
お手伝いの今井事務所の若手達は、立ち見でも観る事が出来ないと言うくらいの、満員盛況。客入れのため、開演が10分以上送れる有様。1人でこれだけ集客できるのは哲さんの人柄でしょう!

芝居は、角栄の若い時、雪の新潟での地元演説から、もうここで満場の拍手。つかみは完全にOK!よく難しいセリフを覚えたもの。感心!感心!
初日の舞台に、星屑からは ラサール石井、でんでん、菅原大吉(都ちん夫妻)、新納、江端、つっくん(築出君)、はるきちゃん、田村友里、大崎さん、小野鉄二郎さん、今井事務所全員(上田耕一さんも坂田くんも)山田マリア、顔と名前が一致しないきれいどころの女優さん(哲さんと一緒に仕事した女優さんでしょう)そして、映画TV各局プロデューサー、三田村組なら一週間かけて集まる有名人が集結しておりました。
飲み屋は“ふるさと”の1F全部で入りきらず、アチコチに分散してました。
フリーのボクとしては、有薗君の事務所の社長斉藤さんに、東映のプロデューサーを紹介して頂いたり、7月の宣伝におおわらわ!!
あまりの人に“朝までコース”になりそうだったので、23:40地下鉄のあるうちに逃げ出しました。

今朝、愛犬チャメちゃん(ウィリッシュ・コーギー・ペングローブ)と青山墓地を散歩していると、哲さんからTEL。昨日のお礼!この辺が素晴らしいところ。幕開きが素晴らしいね!と言うと、とても喜んでいました。開演2分くらいで客席から声がかかり、内心焦った様でしたが、まあ堂々と演じていました。ボクも飲み屋等であいさつ出来なかった時は、次の日電話を入れてお礼を言う様にしようと、反省!

蛇足ですが、青山墓地の桜は今日明日が満開です。(満開とは7分咲きくらいで、花びらがはらはらと落ち始めた時を言うとの事)
今日は、由比さんとチャコとボクの家で、三田村組のブログやチャコのHPについての今後の話し合いをしました。今、帰ったところ!
これから、4.5月のバイトの面接に行ってきます。

2006-03-29 | Posted in ブログNo Comments » 

 

恋の片道切符、俳優修行、欲望という名の電車。

こんにちは、三田村です。

先日予定していた観劇。プチテラスの残工事、藤棚の藤を移植、災害時のテント燃料等を入れる物置の組立などが入り、24日(金)まで働いていました。
そのため、今回も“イキウメ”観られずじまいでした。
イキウメ制作の吉田直美さんは、とても真面目で、やさしく、素晴らしい女性です。行けなくてゴメンナサイ!

22日はなんとか、“シャンプーハット”に行ってきました。
「恋の片道切符」。今回はお話しがとてもシンプルで、ホッとする内容でした。この前の2作が、このままこの人達はどこまで行っちゃうんだろうと心配していたので、なんだか嬉しい気分で帰ってきました。

今回は男9人で、残念ながら我が娘タッキー(滝沢恵)は出ておりませんで、とても残念!
その代わりというわけではありませんが、ボクが勧めてシャンプーハットを見せた原金太郎(ボクが“中村座”金さんが“卍”のころからのつきあい…30年以上)が、何故かボクを差し置いて出演しておりました。とにかく、ここの役者さんは、場面の緊張感を創り出す事が実にうまいと思います。皆さん、いい味が出てました。

さて、24日で肉体労働とおさらばして、翌25日(土)は昼、中野光座にてMODE「唐版・俳優修行」。夜、吉祥寺シアターにてラドプロの「欲望という名の電車」を観てきました。

MODEは、3年ぶりくらいにみました。ケンカ別れしてから10年ぶりくらいに松本修氏と挨拶を交わしました。作・演出、役者として大好きな斉藤歩くんがガンバっておりました。しかし、唐さんの作品というのは、一般的な演技論あるいは演技意識では、やはりその世界に存在する事が出来ないという気がしきりにしました。だから、ああ、そういえば麿呂さんが、李さんが、四谷シモンが、タカさんがそんな様なセリフを言って、その場にいた観客である我々はドキドキワクワクして、日常の時間から非日常へドンドン連れ去られていった事を懐かしく思い出しはしましたが、シラーッと眺めて、ああ、ガンバってるなと思って、帰って参りました。

あ、そうそう。MODE時代の仲間、小嶋裕樹君、そして写真家の宮内勝さん、今はフリーの梁山泊の石井ひとみさん等と会いました。

そして、中野から吉祥寺へ行き、ドトールへ入って、17才シングルマザー『まっすぐに。』(竹書房)(大家族、青木家の長女。波瀾万丈の前半生)をドトールの紙ナプキン20枚くらいをグショグショにして2時間で完読。これはTVを見ていない人にはどうかなとは思いましたが、今の世にこんなまっすぐな美しい魂が(もちろん顔もキレイ、声も優しい)あることに感動しました。自分の人生をグチりたくなったり、ちょっと疲れるとすぐ女房の前で疲れた様な顔をしたりしている自分が、本当に虚しくなりました。

さて涙を拭いて“テネシー・ウィリアムズ”、この「欲望という名の電車」。実は、政治思考だった19才のボクに「芸術はすごい、政治なんてやってる暇はない」と、役者を志させた大切な作品です。

昔の東横ホールだったか、都市センターホールだったか、俳優座だったのか忘れてしまいましたが、杉村春子さんの「ブランチ」に打ちのめされたのでした。

それから、家で飼った雌猫の“春子”は18年生きました。この猫は生後2.3日目から育てたので、生涯自分は人間だと思っていた様で、口で雑巾をくわえてふき掃除もしてました。また、きらいな女優さんが来ると、知らない間にバッグをつめあとだらけにしました。
…話がそれました。

そして、この「欲望という名の電車」はボクの中の作品とは何の関係もない様な、元気のいい作品でした。従って別にイヤでもありませんでした。

ボクにとっての「欲望という名の電車」はベルイマンの映画の様に、ひとつの階級が滅びてゆく、哀しくも美しい話なのです。しかし、ステラをやった“町田マリー”さんは、姉思いの素敵なステラでした。この人は毛皮族の主演の役者さんだと言う事で、今まで何度か見逃していた事が悔やまれました。

杉浦さんも、下総源太朗君も元気でしたが、ボクの大好きな、MODEを引っ張ってきた久保酎吉(チューさん)が苦戦していました。チューさんが苦戦しているのを初めて見た様な気がしました。

この日は、ウチの制作の上田さん、美香ちゃん、藤井びんちゃん、昼会った宮内さん、水谷さん、そして舞台美術の(MODEで一緒に賞を獲った)島次郎さん、宮島君(分署次長)の奥様、ずいぶんいろいろな方が来ていました。久々に飲み屋でチューさんと芝居の話ができて楽しかったです。

2006-03-28 | Posted in ブログNo Comments » 

 

龍昇企画 『こころ』

実は3月14日(火)、仕事が早く終わり江古田のストア・ハウスで、龍昇企画 漱石プロジェクト第2弾『こころ』を見てきましたが、その話を忘れていました。

久々のヒット作品でした。観るまでは今時『こころ』、仕事の後だし、知り合いばかり出ているから眠ったりしない様に…などと、思ってみていたら、驚くほど新鮮に観られました。

こころ。──倫理みたいな事なのですが、他人が許しても自分が許せない事(自分=人間としての自分)。
まあ、テーマはこんな所ですが、これがとても新鮮でした。今だからよかった。ここまで日本人が壊れてしまったので、この問題が心にしみたのだと思いました。

龍昇とも話したのですが、役者がいい!!
キャスティングの勝利、そしてそのいい役者をいじってない演出も素晴らしい!
演出 福井泰司。役者 龍昇、直井おさむ、吉田重幸、栗原茂、稲田恵司、黒木美奈子、大崎由利子、高村志穂、小倉毅。
黒木の芝居を3年ぶりに観る。それだけでうれしかった、黒木の娘時代を志穂がやっている。黒木もそんな年になってしまったのだ。ウーン!

大崎さんは素晴らしい。栗原君も見込んだ通り。

7月がいよいよ楽しみ!!

2006-03-27 | Posted in ブログNo Comments » 

 

三田村です。ご無沙汰です。

皆さん、しばらくでした。

この間、先月末から20日まで一日しか休まず、朝6時起きで夕方6時まで働き、帰って風呂入って、酒飲んで寝る。しかもその間に芝居2本、ショー1本見る。ハードでした。

おかげで、足立区関原に緊急災害用プチテラスがほぼ完成いたしました。
災害用仮設トイレ(普段は不使用)、ベンチは土台が緊急かまどになっている。仮説大型テント用支柱、道標、サザンカの生垣、大ケヤキ4本、梅2本、中木70株、タマリュウ80株。21日仮検査に合わせ、とにかく、泥まみれの毎日という日々でした。おかげさまで7月の資金も少しずつできつつあります。ご安心ください。

どうでしたか、出来上がったチラシ。まずまずの評判です。
表面の校門は、昭和38年ボクが卒業する時の札幌高校の校門です。なかなかいい雰囲気でしょう!今は新校舎です。
裏のマップは、今年の正月3.4日にゆっくり散策して作りました。是非お楽しみください。写真の右上の影絵“まゆみさん”のセンス、よいですね!

さて、3月16日。ONEOR8“パレード”の初日を三鷹市芸術文化センターにて観劇。
中村方隆さん演じる、家族を失った老人と娘契約をしている和田ひろこ演じるカスミを中心に、相変わらず不安を抱えた人たちの心温まるお話でした。
特筆すべきはお手伝い役の高山のえみさん。本物のオカマさんとのことで、手術もされており、やはり実に不思議な存在感を発揮しておりまして、笑えました。
飲み屋では、いつもなら全員「三田村さん、私(ぼく)どうでしたか?」と訊いてくるのですが、今回はほぼ全員が、台本が出来るのが遅く、ゲネプロで初めて通しが出来た事。ドキドキで何がなんだかわからなかったということを訴えに来ました。

確かにちょっとバタバタとしたところがあり、テンポも前半悪く噛んでいる人もいました。嵐が来ていたので11時には席を立ちましたが、演出の田村君に、皆の訴えを聞いてやってくれてありがとうございます、と言われてしまいました。
まあ、しかしそんな本の遅い状況で、ここまでの舞台が作れると言う事は、本当にこの3.4年で、彼らは良い意味でうまくなりました。

仕事が一段落したので、次の仕事(今度は4.5月。ホテルの調理補助をやります)まで1週間くらいお休みし、芝居を見たいと思います。

以下、予定。
3月21日(火)13:00
サンモールスタジオ イキウメ番外公演
 『ゴッド・セーブ・ザ・クイーン』

22日~26日
ザ・スズナリ ザ・シャンプーハット公演
『恋の片道切符』

吉祥寺シアター 杉浦千鶴子+ラドママプロデュース
『欲望という名の電車』

中野光座 MODE
『唐版 俳優修行』

2006-03-20 | Posted in ブログNo Comments » 

 

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