仙台へ

昨日またM7.4の余震が起こり、せっかく尾形さん一家とお話しでき、少しは慰められたかと、このブログを書いていたら、これでもか…です。尾形さん一家が、玄関に家族全員分のリュックサックを置いて、いつでも次は逃げ出せるようにしてた姿があまりにも切実で、何とかこれ以上被災者をいじめないでと願うばかりです。

さて、5日の朝。尾形さん一家と記念写真を撮り、ボク達は仙台へ向かいました。
東北道はスムーズに走行でき、仙台の青葉区にある夏季ちゃんの勤める保育園に、昼過ぎに着きました。彼女はちょうどドングリ組の園児をみているところでした。
14才のとき、一緒にワークショップの舞台に立ち泣いてしまった夏季ちゃんは、立派な相馬先生になっていました。

子ども達に、おやつ、シャボン玉、折り紙、ノート、お菓子、そして原田君のお兄様がプレゼントしてくださった絵本、紙おむつ等を差し入れることが出来ました。
園長先生も職員の方も大変喜んでくれてホッとしました。

昨夜の地震後も連絡が取れ、大丈夫と言うことで少しホッとしております。

強行軍だったので、帰りは猪苗代湖畔のロッジに一泊。一人2,500円で冷暖房、風呂、ガス、水道、レンジ、冷蔵庫、食器すべて揃った素敵なところで、三人で焼きそば、サラダ、おでん等を食べ、今回の行動と原発と福島について夜中まで話し合いました。

翌6日、車を洗ったり部屋の整理をしたり、米を炊き飯を食い、昼のおにぎりを握り、10時に出発。14時半過ぎに帰って参りました。
とにかく、無事の姿で会えたことがいちばんでした。
そして、この津波の恐ろしさをこの目に焼き付けられたこと。
さらに、これから何年かかるかしれない原発との(その地域の人を置き去りにしない)闘いに備えたいと思います。

ひとまず、ボクのいわき仙台紀行を終わります。

P.S.芝居が終わったら仕事がありません。(植木屋の方ですが)
さあ、明日から何か探さねば…!

2011-04-08 | Posted in ブログNo Comments » 

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