壮大なる地味大計画

三田村組を支えてくださいました、大勢のお客様。そして“けんぞーしゅーぞー”2人だけの秘演会の8ヶ月間に天井ホールに来ていただいた530名くらいのお客様、また、観てきた人の話を聞かれたり、まだ足は運んでいないがブログやツイッターなどでこの動きを注視していただいてる皆さまー!
たった一日、一回だけ「リーディングドラマ」をやろうという提案から始まり、昨年の8月8日コマーシャル作家の平岩モトイさんを作・演出にすえて『空豆』を、リーディングでなくお芝居に変えて、しかも一回ではなく一日2回の上演で幕開けしました。
定員50名の演劇とはおよそ縁のない深川の、しまもボクも初めて知った天井ホールでした。しかし、2回とも定員オーバーの60名近くに観ていただっことになり、当初の「とりあえずやってもみようか!」からかなりの手応えを三人三様に掴みました。

そして11月16日の第二弾『里芋』は一日3回まわし。当日仕込みなので、舞台稽古はナシで、音と明かり合わせだけで突入、初回13時半からにも関わらず、これまた3回とも60名近くのお客様に観ていただく結果になりました。しかも、反応が極めて良好。三人のやる気はヒートアップ。第三弾は“一日だけの秘演会”などと銘打ったこともすぐ放棄!
二日だけの秘演会となり、4回公演!ヤッホー!
これまた毎回60名近くのお客様に観ていただくことに。
しかも反応がさらに良好! この段階で三田村組時代の演劇仲間も「なにまたしぶとくやってるんだ」と足を運んでくれだしました。

当の三人、そして、これを支えてくれるスタッフ、事務所も三本を通じ体勢がしっかりしてきました。なにより大きいのは、お芝居の作・演出が昨年8月8日初めてだったモトイさんが、この『白菜』でかなり芝居の台本を書くことの壁に激突し、しかもそこを乗り越え、演出としても確かな手応えを掴んだことです。

そしてこの『白菜』の反省会で“壮大なる地味計画”が確認されました。

実はこの深川天井ホールは、本年9月某日をもって閉鎖される予定であります。そこで第四弾は“さよなら天井ホール”と題して「けんぞーしゅーぞー秘演会」の集大成の作品にしようと言うことです。
そのため、関係のキャスト、スタッフ全員の力の結集できる8月の後半3日間をあて、6回公演にしようということなのです!

そこまでは2人芝居、料金1,800円、一時間以内にこだわり、ノーギャラもモノともせずつっぱしろーぜ!ということです。そして、その結果をひっさげ、深川の地を離れ、再び演劇の地へもっと輪を広げて出て行こう!ということなのです。

50代半ばから65才まで10年以上かけて400人単位から1800名以上までやっとたどり着いた三田村組でしたが、プロデューサーとしては、役者との両立はムリでした。これからは事務所の社長をプロデューサーにすえて、けんぞーしゅーぞーは役者に専念。モトイさんはいよいよ作・演出として演劇界にさわやかな1ページを挿入したいと考えております。

この壮大なる地味計画に興味をお持ちくださるスタッフ・キャストの皆さまのご参加お待ち申し上げます。

2012-03-06 | Posted in ブログNo Comments » 

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