観劇の話と三田村からのお知らせ

息子、保倉大朔が演出している「家族草子2016」Vol.12を、天現寺スクエア多聞ホールにて。
お寺にこんな素敵なホールがあるなんてビックリ!
これは、作詞家であり作家の森浩美氏(SMAPの青いイナズマ、shake、ダイナマイトや、kinki kidsの愛されるより愛したいなど700曲)の短編を朗読形式で発表している会で、年に3,4回全国をまわり、彼はもう3年以上演出しています。ボクは今回が2回目。

ボクも昨年初めて朗読劇に参加。少し分かったこともある今回、役者さんの質が高く感じ、作品も前回感じた甘さが無かったように思った。
あと、息子のお母さんが40年以上ぶりに出ていて、こっちが緊張しました。論評は差し控えます。

俳優座の遠藤剛さんという、ボクと同年代の役者がさすがに素晴らしく、舞台はやはりセリフだなあとつくづく思いました。

 

そして、花園神社野外劇2日目。「贋・四谷怪談」に行ってきました。
今回が31年目ということで、この長年の活動に対して「紀伊國屋演劇賞特別賞」が授与されました。外波さんはじめ長年関わってきたスタッフ、キャストの皆さん、少し報われましたね。心よりおめでとうございます。

舞台がハネて、酒宴の舞台の仕込みをしている下元史郎さんの姿に打たれました。全体的にはスマートになったなあという印象でした。

 

昨日は昨年出させていただいた“はんなりラヂオ”プロデュースその6「はんなり夏語り〜絆〜」に行ってまいりました。
これも朗読劇ですが、ボクは長年朗読劇ってナニ!?っと思っておりましたが、良いものは良いということがよく分かりました。
というのは、劇にするより、よりストレートにお客様に伝わるもの!それなら成立するわけですが、今回出会いました!
「約束」原作:藤沢周平、演出:阪脩、出演:榎木薗郁也、陰山真寿美、脇に柳沢三千代 鹿野 潤 吉野悠我 疋田由香里 語り阪脩。素晴らしい。これは劇でも映画でも成立しないものでした。
あてぶりめいたものもほとんど無く、静かな語りと正面を向いたしゃべり、泣きました!

 

あと、7/30(土)NHK総合PM 9:00〜10:30 「百合子さんの絵本—陸軍武官小野寺夫婦の戦争—」に出ています。ボクの出番は10時過ぎの後半ワンシーンですが、結構気合い入ってます。お時間ある方はぜひ!

9月7日(水)〜14日(水)中野テアトルBONBON 第5回西瓜糖公演「うみ」作:秋之桜子 演出:松本祐子 に出演いたします。

詳しくは後日!

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三田村

2016-07-16 | Posted in ブログNo Comments » 

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