キャスト紹介:高乃麗

高乃 麗。愛称チャコ。

出会って20年近く、これほどトコトン一緒に芝居をやった女優さんはチャコ一人。
先日、紀伊国屋演劇賞個人賞を取った梅沢昌代もずいぶんやりましたが、今は向こうが有名になりすぎて間が空いてますから、“今も”の意味で一番です。

最初の出会いの時は「モード」の旗揚げですが、若くて美しくてきっぷが良く、声がめちゃハスキーで、歌がモロうまい!
歌で稼いでいると聞かされ、公演終わってゆっくり飲もうと思ったら消息しれず。単身渡米、“アンナ”出産。何とも俺に縁がないと思ってたら、その後、モードで何本か一緒。そしてボクの第一回目のプロデュース“ハミングラン”に出演。そこから本格的につきあい(男と女じゃねえよ、当たり前だが)ボクの書いた『総武線の最終電車で東京スポーツをかぶって寝てしまった中年サラリーマンの見る夢』の中に出てくる高級クラブのママ役。黒の胸の空いた背中モロだしのドレスが色っぽかったネ!

それからは「やじろべい」。組長(ボク)の妻(アル中)、「分署物語」の保田さん、そして極めつけは“赤い羽根”の歌舞伎町ナンバー1ソープ嬢“桜姉さん”役。
ほんとチャコでなければ引き受けてくれないし、また、引き受けてもモノにならない様な役ばかりでした。

お互い六本木をはさんで、赤坂と西麻布。チャコはキャバリア、ウチはコーギーの犬仲間でもあります。

チャコ……、口は悪いし、多少酒ぐせも…しかし心がいい。何より生きることに真面目。
そうそう、三田村組の舞台のことばかり書いてしまいましたが、彼女はその声が商品。声優さんとしては人気者。
アニメ「サクラ大戦」のマリア・タチバナ役をはじめ、多数TV「金持ちA様×貧乏B様」のナレーション、「ニキータ」シリーズ、ニキータ役。「FB・EYE」ルーシー等、数え切れない役をこなしています。そして「サクラ大戦」の舞台では、厚生年金会館青山劇場を満杯にするスターさん。
そんなチャコが何故、この三田村組?と思われるでしょうが、答えは7月の舞台でお見せします!

CDもイイヨ!

2006-02-08 | Posted in ブログNo Comments » 

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