大ニュース!!!!!

まいった!

再就職一日目、1分の休憩もなく働かされている。まず9時5分前、着替え終わって調理場へ。すぐ長ネギの皮むき、太いのを選んで30本、料理長へ届ける。すぐ、大根20本皮むき。そして、そばつゆ作り(源つゆ)。
そあ4.5玉をぐつぐつに茹で、ホイップして、熱湯で薄め、再度温め、ポット6つに入れる。その後がまいった。

ワサビおろし、15cmくらいの立派なワビを5本ずつ入ったパック(これを「長二郎」という)大きな板に小さなゴマ模様の入った下ろし金ですりおろす。モーレツな力を入れても1本30分。この時点で目の前が真っ暗。
あと、19本。これでは腱鞘炎が悪化して一日で終わりか?! 2本目のその時、この作業に2人参加。ホッ!! そして2本目終わった時点で11:00。
「三田村さん、食事です」
やった、救われた!

しかし、これがすごい。
調理場の上に12人分くらいのメシとみそ汁。真ん中に餃子、オムレツ、かまぼこ、納豆。箸を出してよいものか迷っていると、5分くらいの間に料理長からどんどんメシをかき込み、仕事へ!!
ワォーーー!!!

やばい!!
納豆を少しかけ、急いでメシをかっ込む!みそ汁で詰まりをおさめ、自分もすぐ仕事に戻る。その間、7分くらい。
ところがこの時、店長からこんな言葉が。
「三田村さん、昨日言ってなかったけど、メシ代はタダですが食事時間の15分は時給から引かせてもらうことになっています」
…三田村、反応できず!

そして、皆の食器を洗おうとしていると、「いいです、こっちに来てください」と外に出され、薬味の作り方、甘ダレと辛ダレの作り方を伝授される。そのうちにオーダーが入り始め、あとは15:00まで一秒の間もなく、他の人の顔を見るヒマもなく、振り返ればひたすら洗いもの。タレを作れば、下げモノの山。下げモノ台に指をぶつけ血が出てもそれを気付く人もいなければ拭いてるヒマも無し。
13:30くらいから料理長から次々に人の名前が告げられ、休憩に入る。
…三田村という名は無い。
14:50。店長が「三田村さん、今日は15:00になったら上がってください。まあ、慣れたら少しずつ時間を延ばして!」
全ての緊張感が外れる。

内心の声。
「エーッ、9時から15時まで6時間。時給850円で5分の食事で15分の時給を引かれ、15時で終わりかよ! オレ今日5000円稼いでないよ!クソ!ふざけやがって!」
しかし、現実は「ヨカッタ!」
のどが渇いた。水飲みてぇー!
ボーゼンと着替え、麻布十番をうろうろ。コンビニでレモンウォーターを一気のみ。

いくら芝居したいからって、オレの61才は哀しすぎる!

家に帰り、腹が減ってソーメンを茹でて一気食い!
コーヒーたてて自分をなぐさめ、16:45。チャメちゃん連れて散歩に行こうとしたら、郵便ポストに“文化振興基金”から書類。どうせまたダメだろうと開けてみると、
オー!オー!

神はいる!この半年のオレを神は見ていてくれた!
“三田村組に200万の助成金”内定!!!
笑いました!!泣きました!!!

“生きててヨカッタ”

この3年間、赤字と闘いながら年間2本ずつプロデュースしてきたことが認められました!
皆さん、ありがとう!!

本当に良い作品にします。これで皆にギャラ払えます!良い芝居作ります!!
バンザイ!バンザーイ!!

応援ヨロシク!!!!!

2006-04-08 | Posted in ブログNo Comments » 

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