扉座『ユタカの月』

こんにちは!

ここ3日間は朝から個人DMを書きまくっておりました。それでも100通/1日 計300通くらいでまだ半分にも達していません。

19日(金)はシアタートップスで扉座公演 作・蓬莱竜太、演出・茅野イサム『ユタカの月』を観てきました。

主人公は、一人で植木屋をやりながら娘を育てる父。過保護の母親の元でひきこもりから抜け出そうともがく出来の悪いアルバイト。主人公は、娘の母を親友に取られ偏屈に生きている。この日はその母がもう長くないということで、その親友が訪ねてきて、全てが明るみに出る。プライドがぶつかり合い、傷つけ合い、それぞれの関係が少しずつだけどそれぞれにとって大きく変わる。
相変わらず芯がぶれずに、良い作品になっていました。

演出も作家の本や、スタイルを(モダンの芝居造りのこと)大切に丁寧に創っている。
役者も良いと思いました。一本の芝居で犬飼君が一度も大きな声を出さない芝居は初めて観た。いい!
ただ、お母さんをやられた中原三千代さん。達者なのだけど一般的で、違うモノを観たかったです。
また、女のセリフがあまり巧くない蓬莱が、ラスト、父と娘の話を客に想像させて終わるところは、まあ、うまく逃げたというか、巧いとも言える。
高橋麻理の中性的な清潔感はいい! 有馬自由さんもとても巧いと思ったが、衣装・小道具がダサすぎる。俺をかせいでいる人間に見えない。

20日(土)スズナリにて『あほんだらすけ18th』を観る。劇あたまの山口良一さんと大森ヒロシ君の掛け合い漫才は、ちょっと秀逸でした。
ものすごいテンポで、見応え充分!そのせいか、まいど豊さん、たかはし等さん、相変わらず楽しいのだが中・後半がしんどかったです。
しかし、エンターテイメントは一回ごとに進歩しています。お子さん連れの家族にはうってつけかも!

そうそう、明日から稽古始めまで1週間くらい、また“植吉”でもう一働きしてきます。

次の観劇予定は、
ハッスルマニア『タイニイアリス』5/25~28(SUNRISE)
菅原大吉・竹内都 夫婦プロデュース 作・演出水谷龍二 5/31(水)(シアタートップス)です。
二人とも楽しみだなあ!

さあ、気を引き締めて6時起きだ!

2006-05-22 | Posted in ブログNo Comments » 

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