「三平物語」稽古場通信2/21

こんにちは!

2月20日(金)、稽古終了後の懇親会。出演者47名中44名くらいが参加、演出、演出補、制作、振付の先生方も参加、大いに盛り上がりました。
新派の方の中には、本番前にこんな形で飲み会があるというのは初めて、と言う方もおられ楽しそうでした。初めての方が多いので、なるべく色々な方々に、どういう出自の方なのかお聞きしたく、ふだん気の合う人としかしゃべれないのですが、養成所出身の方が男女各8名、16名も出演されていました。卒業生は(一期半年)で800人近くおられるという事で、この本番にでられる事は大変貴重な体験だそうで、皆さんとても熱があります。

また、風間さんが文学座の重鎮、菅野さんのセリフ術を大変褒められ、尊敬されている事も判り、次の日からじっくり耳に残そうと努めております。
また、この日一番嬉しかった事は、演出の水谷幹夫さんとゆっくりお話しできたことで、商業演劇(全ての生の劇)に対して、今の不景気の時代にすごい危機感を持っておられること。映画なからシルバー料金、ポイントなどいろいろ考えられる事があり、今の料金設定(12,000円、5,000円)みたいなものについても、もっと前を見据えた方法を提言している事!
そしてなにより、芝居は一人で作れない、全員の熱気が必要と。さらに、良い舞台を作っても次の月の舞台がいい加減なものだと続かないことなど。

ボクが三田村組でいつも考えている事と、全く同じ考えを、しかも熱く思っている事本当に嬉しく思いました。また、新宿コマがなくなり、新宿の地にお笑い以外の商業劇場が無くなって仕舞った事も憂えておりました。

とにかく、残り少ない役者人生、一本一本大切にやっていきたいと、改めて思いました。ぜひぜひ来てくださいね!

2009-02-21 | Posted in ブログNo Comments » 

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