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「猿股のゆくえ」稽古着々
こんにちは!
「猿股のゆくえ」演出家がインフルエンザ明けで5日より出て来て、昨日で4日。ラストまで立ちまで終了しました。もう、今日は通しをやる勢い!
三田村組始まって以来の快挙!!!
面白い。毎日、涙を流しながら笑っています。
今回は前半のツボ。中村方隆さん、いや~あ本番初日までこの新鮮さを、ぜひ維持してほしいモノです。いや~あ、そんなこと言ったら怒られます。さらに磨きがかかることでしょう!
しかし、稽古場の最高のツボは麗さん。人の名前が覚えられません。
相手役を見つめ、名前を思い出そうとするその真剣な目つき。ボクは相当はまっています。(笑) 次のセリフは何だったっけ?の目つきとか、今のセリフこれでいいんだよね…?の目つきとか、えっ?私?私?の目つきとか…可愛い!
今回は、久下・平野の夫婦、朝倉・古屋兄弟、見所満載です。ご期待ください。
そうそう、古屋家に第2子が仕込まれました。10月出産予定。みどりちゃんがんばれ!
レスキュー働け!!!
「猿股のゆくえ」稽古状況
こんにちは!
台本も早くに上がり、順調にスタートした「猿股のゆくえ」でしたが、1日作・演出の田村君がインフルエンザに罹り、高熱を出しまして、とりあえず1日は皆で稽古して、2・3・4日の3日間、稽古休みになりました。とにかく5日は全員セリフ入った状態で“立ち”をやるとのこと。ウヒョ~~~。なんとか入れるぞ!
28日は、シアタートップスにて水谷龍二 作、田村孝裕 演出「悩み多き者よ」を観る。ラサール石井さん、小倉久寛さん、山口良一さんのユニットで、これで3本目。これは実に面白い。中年の悲哀が色濃く出ている。しかも、楽器が出来る3人のバンドがいい。11日までやってるよ!
昨日発覚したのだが、どうやら田村君が猿股をステテコと同じものと思っていたらしい。
【猿股】とは辞書で引くと、『腰から(股)だけを覆う短いももひき』とあります。要するに今で言うトランクスで、綿で出来たダボダボパンツのこと。セリフをだいぶ作り替えなければダメのよう!
初日から4日間の特典のアイデアも着々!!みなさん、早めに来てネ!
昨日は5時起きで、大森の現場(植木屋の方です。屋上緑化)に着くと、その前の日で作業終了、昼で帰ったボクに連絡忘れたとのことで。大森からさみしく家まで戻ってきました。
墓地は、ホトケノザに続き、ハナニラも花を咲かせました。そして墓地も我が家もジンチョウゲが全開で、そこらじゅう強い香りに覆われています。
そうそう、ころころ話が変わりますが、最近テレビのあらゆる番組で、美味い物を食うシーンが多すぎると思いませんか!もっとスーパーに売ってるような物をおいしく調理したり、食べ方を工夫する番組を作れ!怒ってます。
…では、セリフ覚えます。
『猿股のゆくえ』役者紹介・冨田直美君
こんにちは!
今日、チャメちゃんと墓地を散歩していたら、桜が咲いていました。ビックリ!
ソメイヨシノではないですが、もう少しピンクの濃いきれいな桜です。
そして今年も“オオイヌノフグリ”やら“ハハコグサ”、“ホトケノザ”などが顔を出し始めました。
去年より、半月以上早いです。
さて、ココで豆知識。
2月4日頃 立春(りっしゅん)
節分の翌日。気温が徐々に上昇し、木々が芽吹き始める頃、
節切りの基準日で八十八夜、二百十日などの起算の元になる日。
2月19日頃 雨水(うすい)
冬の間に降った雪や氷は融け、雪も雨となる頃。
農耕の準備を始める時期で、この日にお雛様を飾ると
良縁に恵まれるという説がある。
さて、昨日は『多摩恵ちゃんと飲む会』を開きましたが、上田さん発熱、加古体調不良、妙ちゃん撮影、トミ姉と栗ちゃんバイト、と散々で、結局多摩恵ちゃんと、大出君と、多加江ちゃん。あとボクとおかあちゃんの5人だけの飲み会でした。
多摩恵ちゃん持参の温泉水で温める湯豆腐、いや~あ、やわらかくクリーミーで美味しかった!
メニューは、そら豆、菜の花のからし合え、カブと大根ときゅうりの昆布漬け、ブリ大根、海老フライ、カキフライ、餃子。
ブリ大根は照り醤油で作ってみました。なかなかいい味でした。
人数不足で下ごしらえした八宝菜は作らずじまいで、仕方ない、今日作って二人で食べます。すごい量だ!!
そうそう、昨日バイトの子が休んで、本人の休みを返上させられたトミ姉こと冨田直美君。バイトに行く前に、とお店のサラダを届けてくれました。
彼女はONEOR8のメンバーで、その演技力は田村君も頼りにしている実力者!
そして、三田村組の出演は初めてですが、分署物語、踊り子では美術を担当してくれていました。あの音楽スタジオの壁にかつてポスターの貼ってあった跡だとか、実に細かい汚しとか、心のこもった作業をしてくれます。
実家は建築家さんで長女。弟がひとり。お父さんはトミ姉に婿をとって家を継いでほしがっていますが、今のところ芝居を辞める気配はありません。今回はボクの娘役。
さて、どんな役になることやら。
お楽しみに!
景品はどうすべ?
『猿股のゆくえ』役者紹介・岡本麗さん
さて今日は、三田村組12回公演『猿股のゆくえ』の役者紹介。岡本麗さんに行ってみます。
なんと言ってもまず可愛い!色白でポッチャリしていてもちろんボイン、何より性格がいい!ボクの奥さんと同い年。
皆さんには18年も続いた「はぐれ刑事純情派」シリーズがもっとも印象的かと思いますが、他にも、TBS「テキ屋の信ちゃん」シリーズ、「美味しんぼ」シリーズ、「街の医者・神山春郎」シリーズ、「名司会者寿鶴子 殺人スピーチ」シリーズなどのレギュラー。
そしてその他にも全局のドラマに出てますね。
映画も古いところでは「野獣死すべし」「さらば愛しき大地」「蒲田行進曲」、近くは「釣りバカ日誌16」「力道山」。そんなの知らないという人も、小林製薬の「トイレの消臭元」「お部屋の消臭元」の麗ちゃんですよと言えば、ああこの人!となりますね!!
年はかなり違いますが、お芝居の世界は同じくらいからやっているのです。(ボクが演劇学校3年とその後、旗揚げまで4年、自分等だけの訓練などやっていましたので)なのに、目指した演劇が違っていたせいで「る・ばる」(松金よね子、田岡美也子、岡本麗の3人で作っている劇団)を始めてから知り合いました。10年前くらいでしょうか?
今でも十分に愛らしいのですが、20代の麗さんにも是非会ってみたかったですなあ! 話をしてみると、ホントすぐ近くまで来ていたことが何度もあるのにすれ違っていたのです。
例えばつか事務所になる前の“しばらく”など、1年違いでボクも出ているのですが、まあでも麗さんを語るとき、やはりよねちゃんと美也子さん抜きには語れません。
美也子さんとは早稲田小劇場にボクが半年客演していたときからの知り合いです。そして円の養成所出のよねちゃん(間違っていたらゴメン!)青俳→俳小出の三人がなんと東京乾電池で出会い、惚れ合う訳です。
そしてボードビルに3人で出させてもらい、3人でタップを習ったりしながら、る・ばる結成へとつながる訳ですね。
前にも書いたかもしれませんが、この3人はいくつの時でもその年代の、その時の自分たちの生き様を書いてくれる作家を捜し続けているところがとてもステキです。
年は美也子さんの方が上ですが、実際は麗さんがお姉様のような存在です。女3人でこんなに長く関係を続け、お芝居を世に送り出して来れたのは、お互い相手をいかに尊重して来たかの証しのような気がします。
ところで、麗ちゃんが今までに挑戦したダイエット。
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・絶食ダイエット
・ハリウッドダイエット
・油抜きダイエット
・炭水化物抜きダイエット(肉を食べる)
・金つぼダイエット
・プロテインダイエット
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凝り性でありながら飽きっぽい一面がよく出てますね。
麗ちゃんの好きな役者、男は伊藤祐介と言うのに驚いた!でも、女優は浪花千栄子さんとのこと。おばあちゃんになっても上品で可愛い人でした。麗ちゃんの目標だそうでこれを聞いてボクも嬉しくなりました。
今は韓流にはまっているそうで、お気に入りはと聞くと、イ・ジョンジェ、イ・ビョンホン、ハン・ソッキュ、キム・スンウ、チョ・インソン…とこんなに返ってきました。
何はともあれ、早く台本上がって一緒に稽古するのが楽しみです。そしたらまた新しいエピソードが出来るでしょう。
では今日は麗ちゃんでした。
全国の高乃麗ファン!こっちの麗ちゃんもステキだよ。観に来てね!
『デンキ島』
こんにちは!
昨日は新宿シアターモリエールに、『デンキ島』を観に行ってきました。この作品は蓬莱竜太(モダンスイマーズ)が演劇界に立ち上がって来た作品です。
人間誰しも弱い存在ではあるが、精一杯強く生きようとする主人公を芯に据え、その主人公と作家蓬莱ががっぷりよつを組む、決して引いたり、はたいたり、うっちゃったりしない、そんな作風を確立した作品だと思います。
今回は初演から4,5年経っているのでしょうか?演出も村松恵二氏(TV畑の人らしい)40才、そして役者も様々なところから集って来ていました。(22~32才)芝居もモダンスイマーズの初演とは全く違ったで出来でしたが、実にいい仕上がりでした。作品の力強さ、暖かさ、人間の悲しさが十分に伝わってきました。
主人公シンヤを演じた畑中智行くんも好演でした。そして三田村組の常に最年少だった大根田良樹君も25才になり、この中では中堅になってきました。これまた好演!
そしていつも黙々と三田村組の仕込み・バラシを手伝ってくれている原田恵子が可愛かったこと。完璧な女の子でした。
全員良かったけどその中で、キラリと光っていたのは呂美ちゃん。後半ちょっとしか出ない役なのに役割を完全に果たし、しかも突き抜けていました!いつか一緒にやりたいと思いました。
藤島役の佐藤銀平君のナイーブな演技もいいですね!
一昨日は、トップスにて半海一晃さん作・演出の「明日にかけるはし」を観ました。作品の全体観が田村君にとても近いのにビックリしました。水木英昭君(2008.1 共演します)や、本間剛君(分署に出ました)、桜井ひとみ(東京バブルで共演)や田岡美也子さん(早稲田小劇場からの付き合い)等が出ていて、楽しく観ることが出来ました。
上質なお芝居に仕上がっていました。久しぶりに水木と2時過ぎまで飲んで、最後の方の話は全然覚えておりません。
明日は、役者紹介。岡本麗ちゃんです。