映画『ドクトル・ジバゴ』

松永玲子です。

なんだか寝付けなくて、夜中にテレビを付けたら、戦争映画っぽいのがOAされてたんで、
ぼんやり観てましたらば、私の大好きな曲が流れてきました。
「ラーラのテーマ」。

私の記憶の中で、父から初めてもらったプレゼントは、オルゴールです。
(ホントは、ぬいぐるみとかが先だったんでしょうけども)
変テコな音階なんだけど、なんともたおやかな曲で、「ラーラのテーマ」と書かれてました。
大学生になってから、これが『ドクトル・ジバゴ』という映画の曲だと知り、
今では、家族から携帯に電話がかかると、この曲が流れる設定になってるんですが、
映画は観たことなかったので、夜中に一人で大衝撃&大感動。

内容は、ロシア革命の頃の、壮大な大河ドラマでもあり、失楽園的でもあり。
長編小説の映画化らしく、とっても荒削りで、
観る側の想像で埋めなきゃならん部分もあるんですが、
荒削りとか、やりっ放しとか、私、嫌いじゃないんですよね。

『home』は老いと家族の話です。
だから、自分の家族のことをすごく思い返す日々です。
そんな夜中に、「ラーラのテーマ」だったんで、また父のことを考えました。
だからと言って、翌朝父に電話しました、とか、そういう素敵な展開にならないのが、
家族だなって気が、私はしてるんですけど、皆さんはどうでしょう?

2009-09-19 | Posted in ブログNo Comments » 

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