三田村近況

日曜は、れいちゃんの四十九日法要と納骨。3バカトリオトリオとして、この10年元旦は家族ぐるみで飲み続けていました。こういう人間に先立たれるのは本当にツライ!
高校生から60近くまで仲良くしてた、札幌時代の3バカトリオの一人、大西洋三氏が死んだときのショックに似ていた。しかし、どんなに悲しかろうと生き残った者に時は流れてゆく。

飲み過ぎの頭を抱え、さっちゃん(柴犬)と散歩。春の彼岸の中日とあって、しかも寒さ厳しかった本年一番の穏やかな日和。青山墓地は花見の次の賑わいだ。ふだんほっとかれていたお墓にも、色とりどりのお花が供えられ、全墓地の半分くらいに、人の訪ねた跡と線香の香り…!!
しかも、4,5日も遅かった梅と、やはり寒くて咲き遅れたスイセン。オオイヌノフグリ、オドリコ草、そして早咲きの桜、ジンチョウゲも花を咲かせ、あたりに香りを振りまいています。

ゆっくり2時間くらい墓地の隅から隅まで歩いて、このところ落ち込み気味だった気持ちもホッとして、春の陽にあたって体がノビノビしていってるようで思わず深呼吸!

冬来たりなば春遠からじ。という獄中詩集に闘志を燃やしていた中高生だったボクも、春だけが永遠に続いてくれと願う“老人”になったことをしみじみと感じる本日でありました。

そうそう、あと、ふだん滅多に会えない臆病なネコちゃんが、あまりの人に隠れる場所を探し求めて久しぶりに会うこともでき、「ああ、まだ元気に生きていたのか!」と嬉しい出会いもありました。

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2012-03-21 | Posted in ブログNo Comments » 

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