「どん底」の底力

「どん底」の原作を探し、岩波文庫を見つけたが、活字が今の文庫本の1/3くらいの小ささで、昼、太陽の明るいもとでしか読めない。
やっと10日間くらいかけて読み終わり、この1902年に書かれたマキシム・ゴーリキィの「どん底」がこの一作においてロシアの大文豪の仲間入りしたことがよく理解できた。
そしてこの作品のすごさは黒澤明が日本の江戸末期にうつしかえても、またそれを観ていても、まったくこの原作は損なわれていない。
まさに人間の本質に迫っているということだ!
ボクの出演する「どん底」は果たしてそこに迫れるのか?
不安と期待!

2013-11-28 | Posted in ブログNo Comments » 

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