あけましておめでとうございます

1月10日、退院後半年の検診ではガンの痕跡無し! しかも、唾液も完全回復。味覚も完全に戻りました。

今年の正月の“三田村亭”はけっこう繁盛!
30名の人が駆けつけてくれましたが、ボクの正月料理の味付け、完全に戻っているとのこと。安心しました。

残る問題は8カ月間のブランクと、薬により身体がボロボロになっていて、少し動くと、首、肩、腕と痛いとこだらけということ。今は整形外科で毎日首の牽引と痛み止めを打っています。

病気をしてみていろいろなことに気づきましたが、やはり一番驚いたのは、ボクが他者を想っている何倍もたくさんの方に想っていただいていたことです。
言い方を変えると、自分の力より何倍も期待していただいているということでもありました。
そんなこんなで、今年の5日の書き初めでは、先日書いた「明日死ぬかのように生きなさい。そして、永遠に生きるかのように学びなさい」を選びました。

この歳になって、中高時代以来の読書、映画鑑賞、音楽鑑賞の時間を得てつくづく感じたことは、自分がやりたかったこと、表現したかったことは、どんな時代の表現者たちもすでに本質的に同じところに向かっていたし、やってきているということでした。
でもそれは、決して救われることのない人間の問題で、歴史的時間や宇宙的時間から見ればゴミのような小さなことなのだが(たかだか一人の人間かにとっては50~100年の時間)、その小さな一瞬がボクらが生きる永遠の問題でもあるということなんですね!

これからの一日一日を大切に生きたいと想う新年であります。

三田村

2015-01-11 | Posted in ブログNo Comments » 

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