『リボルバー』ありがとうございました!

いや〜、実に『リボルバー』の本番8日前からブログを更新しなかったことが今、判明!
今日やっと『リボルバー』に来てくださったお客様で住所の分かっている方へ、お礼状を書き終えたところです。住所がわからなかった方へ、この場を借りて御礼申し上げます。

作品が80年代後半に書かれたもので、本当にいま通用するのか大いに心配しておりましたが、芝居(演技)はともかく作品の良さは充分に伝わったことが観た方々のお話を聞いてよく分かり、安堵しました!

今年、綿貫さんのおかげで、この作家の作品2本に出演させていただき、彼女がこの作家にここまで惚れた理由(ワケ)がよく理解できました。ただ演出するのはとても難しい作品であることもよくわかりました。

今年、ボクは病気(ノドの膿疱炎の手術)、そしてケガ(バイク転倒でろっ骨2本骨折)、そしてボケ・貧困と気が狂うような日々でしたが、なんとか4本『屋上のペーパームーン』『父との夏』『うみ』『リボルバー』を無事終了することができました。

そして気がついてみると、60代よりいや増しに芝居が面白くなり、いや増しに好きになっている自分に気付きました。
が、しかしです。来年は1本のオファーもありません!予定がなのです!
こんな気持ちになれたのも、この歳になって、年4本も芝居をやったボクを、応援し続けてくれた皆さまのおかげです。

とにかく、今しばらく生き延びて次のオファーを待ちたいと思います。

自己資金ゼロにて、三田村組の再開の見通しはまったくありませんが、意見のある方はぜひ無理なことでも言ってください。何か言われることは励みになります。

そうそう、今日の夕刊にボブ・ディランの受賞スピーチ全文が載っていたのですが、ボクがいつも言っていることなのですが、やはりこういう人が言うと説得力がありますネ!
後半ですが「ひとつだけ言わせてください。これまで演奏家として5万人を前に演奏したこともあれば、50人のために演奏したこともあります。しかし、50人に演奏する方がより難しい。5万人は『一つの人格』に見えますが、50人はそうではありません。一人一人が個別のアイデンティティを、いわば自分だけの世界を持っています。(演奏家は)誠実さや、それが才能の深さにいかに関係しているのかが試されます。」

ボクは5万人の前で演じたことはありませんが、大劇場はずいぶんあります。大劇場から小劇場に帰ってきたときのおののきはまさにこれです!さっそく切り抜きました。

まあ、そんなこんなで、お誘い!ご意見!心よりお待ちしております。

 

三田村

2016-12-13 | Posted in ブログNo Comments » 

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