劇団桟敷童子「エトランゼ」/劇団ジュークスペース「片恋。」
昨日、何年かぶりで劇団桟敷童子の「エトランゼ」という芝居を観てきました。
劇場で涼をとれるという触れ込みでしたが、始まって舞台前面の林が取り払われると、そこには突然山中の湖があり、舞台手前の井戸から、主人公の少女と男が井戸に引き込まれ舞台中央の湖から浮かび上がってきます!
話はともかく、これを作り上演する、そのエネルギーに圧倒されます。
この人たちも命がけだなあ!と心の中で思いました。
前に観たときにも思ったのだけれど、もりちえさんという女優さんがふしぎでおもしろい。どんなセリフも笑っているように見える!
夜はジュークスペース「片恋。」脚本演出:大岩美智子(植吉劇場で演出をしてくれている女性の劇団です)
メンバーの平島茜とやくわけいこ、そして佐久間淳也さん以外は、みな20代の人が10人近く出ています。このメンバーの30半ばのセーラー服の女子高生に恋する20代の男の高校生がかわいい!
日常ぽい芝居とコミックを見ているようなギャグは、この世代の人はほぼできちゃうことに、なんだかポカーンとして、女子高生だらけの客席で71才のおじさんは浮いていました。
綾子(姉の娘)から電話があり、最近のボクの暑苦しいブログについていろいろと話し合いました。
発信の仕方が一方的すぎる! 若い人にも参加したいと思わせない!
自分も書きながら何やってんだオレとは思っていたのだけれど、やはりキチンと指摘されると、そうなんだよなあ!とつくづく思ってしまう。
自分が稽古なり本番やっていないときは、なんだか時代の闇に飲み込まれてしまいそうな気分になってしまう。
昨年、病院の窓から見た、ただ元気に自転車こいでるおばさんや、子どもを前後に乗せたお母さん、ウワー生きてる!! 生きてるってそれだけでこんなにスゴイことなんだ!!!って感じた、あの感覚を忘れかけているのだ。
オレと綾子は夜中に安保法制やら自己表現やらについて、一時間もしゃべっていられる—このことこそ「平和」という実態なんだ—。こんなことを確認し合いました。
インターネットの書き込みが次の日には全て消されている中国、コワイネ! 平和、大事にしたいネ!
三田村
綾子 | 2015.08.30 19:55
若い方々に、政治への感心よりも何よりも
まず三田村周三の、芝居に関心を持っていただきたいです。何より貴方には、芝居をしていてほしいです。おこがましい、指摘ですみません。