札幌。つづき。

さて、札幌の続きです。

…翌日は、今回の帰札でもうひとつの目的。お線香をあげること。

今年の2月、「丹下左膳」の大阪公演中、大の仲良しだったバスケット仲間、大西洋三君が肺気腫で亡くなりました。そして6月22日には義兄(姉の夫)が同じ病気で亡くなりました。
この二人にゆっくりお線香をあげたかったのです。

小・中・高と一緒の大の仲良し、井口氏が迎えにきてくれて、洋三君の家に案内してくれ、奥さんとゆっくり話してお焼香。唯一の趣味だった“骨董”をゆっくり見せていただく。

子供もなく、本当に仲の良い夫婦だっただけに、未だに彼の死を信じられないでいる姿が痛々しい。写真を一枚もらってもう一人の親友の仕事が終わるのを待って、小学校の同級生がやっている札幌の東の奥、シノロの方にあるペケレット湖園に行く。素晴らしいのひと言。一人3800円で、ビール、酒、ジンギスカン、野菜、おにぎり。ストップというまで出てくるシステム。

園主の後藤由春氏は、札幌の4丁目パルコのオーナーで、この湖の周囲4キロ四方10万坪の地主。パルコの家賃3000万のうちの2000万をつぎ込んで、この自然を守っているとのこと。戦争前の話みたいですが、本当の話。

そして、この500人同時に宴会が出来る会場の中には、札幌の人々が文明とともに使わなくなっていったもの。臼、杵、鉄瓶、鋤(すき)、鍬(くわ)、レジスターありとあらゆるものが博物館をしのぐ物量で、集められているのです。
いやまあ、驚いた。
札幌に行ったら、ぜひペケレット湖園にいって、ジンギスカン食べてください。
北海道のあちこちで、おいしいジンギスカンを食べていたつもりでしたが、ここが一番でした。オススメです!しかし営業は5月~10月までです。

いや~あ、まだまだ北海道はデッカイドウ!

2006-11-01 | Posted in ブログNo Comments » 

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