る・ばる「八百屋のお告げ」その他観劇

皆様、お久しぶりです。やっと体調戻りました。
結核遺伝子検査もクリア、レントゲンの影も消え、血液検査もOK。啖も減少、微熱も解消!
体調とともに出不精になりかかっていたのですが、急に芝居5本みました。

近いところから17日、グループる・ばる。
20周年記念公演「八百屋のお告げ」東京芸術劇場小ホール2。

よねちゃん、麗さん、みやこさん。ホント素晴らしいコンビです。そして今回はゲストが、加納さん、井之上さん、佐藤さん。ものすごい強烈ゲストです。しかも、作:鈴木聡、演出:鈴木裕美。これでおもしろくなかったら大変です。もちろん、十分おもしろかった!
この人たちの魅力は、誰の作品を誰の演出でどんなゲストと演ろうが、その時代その年代の自分んたちを舞台に乗せるんだ!というものすごいまでのエネルギーです。
これがいつみても清々しい。
今回は56才の同級生のお話・・・。
ああ、そうか。この人たちは若く見えるけどこんな年になったのか。俺が62才であるということも無理ないや、と改めて思いました。

そうそう、飲み屋がすごかったです。
スゴイ席順にはまってしまいました。
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話は、みやこさんの独演会で、アングラ時代の貴重な話。また今度ゆっくり聞きたいです。楽までガンバってください!

16日は、アル☆カンパニー第2回公演「〈新型〉開軍ラジオ」space雑遊。作・平田俊子、演出・平田満。いや~ビックリ。おもしろかった。
実は睡眠時間2時間半で、朝7:45、西新井集合の植吉の仕事を終え、17:30帰宅。チャリで雑遊に。
詩人の平田俊子さんの作品は、おもしろいところもあるが、ボクにはわからない所もある作品という印象を持っていましたから眠ってしまうのでは…と思っていたのですが、引き込まれてしまいました。
役者のコンビ、井出みな子さん、黒木、井上加奈子さん。これがいい。特筆は井出みな子さん、いや~あ、今まで知らずにすみません!
素晴らしい。この人がしゃべり、行為するとすべてリアリティーがあるのです。これが昔みた同じ芝居かとたまげました。

芝居とは、奥が深い。役者でこれほど変わるとは、本当に楽しみました。初演出、平田満さん。おめでとう!

そうそう。昨日無機王の本公演の客席、飲み屋で一緒だった大西多摩恵さんと、この日も飲み屋も一緒。好きな芝居の感性がとても似ているところがたくさんあることがわかり、早く次回公演の稽古、始めたくなりました。
“純ちゃん!無機王はもう大丈夫。さあ、早く1月公演の残り、書き上げておくれ!!”

さて、15日はその無機王の初日。なかなかいい出来でした。登場人物全員に息を吹き込んであり、今回は前回よりまた進歩の感あり。
中島佳子は、相変わらず舞台上の緊張のテンションがいい。今回は山崎康代の男おばさんがいい!
特筆は、瀬戸口のり子の使い方。もうこれ以上はないでしょう!みたいでした。猪股さんも実にうまく使ってましたね!
加藤和彦くん、終わったら植吉の休憩時間に、ゆっくり話しましょうね!!
そして、西山君、西松さん、山田さん、金森君、皆それぞれよかったよ。12月稽古場で会いましょう!
あとは、渡辺純一郎君がいかに我を遊んでくれるかを待つのみ。

今日はこれにて。

2006-11-22 | Posted in ブログNo Comments » 

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