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稽古状況ご報告

こんにちは!

昨日までくらいニュースばかりお伝えしていましたが、今日は稽古状況を報告します。
昨日の通し稽古で、ある程度、全体は見えてきました。1時間40分くらい、まあ、イイ線です。

飛ばしていた、河西・麻乃に次なる課題が提出されていました。

そして、四苦八苦の古屋君。大変な役をもらい、セリフと未だ葛藤中。

久しぶりの芝居で、番長の役でありながらなぜか落ち着きのない平良君。

佳世ちゃんの妹役のカトピン(加藤亜矢子)はこの人物の全体像のアンバランス感覚と葛藤中。

栗原・高乃は意外にしっくり、じっくり攻めてます。

さて、問題の私。セリフに翻弄され続けております。
人物像は少し見えて来ているのですが、まだ楽しむ段階にはほど遠いのです。

こんな私たちですが、やる気だけはマンマン!本日、本来最後の休日だったのですが、全員の意見で自主練することに・・・!

これに蓬莱君も上田さんも加古ちゃんも参加してくれることに!

あと1週間。ここからどこまで行けるか。
皆さんもう少しお待ちください!!

2006-06-27 | Posted in ブログNo Comments » 

 

いよいよ、公演まで1週間

こんにちは。

人生はままならない。23日の朝、森塚さんの告別式に行く支度をしていると、札幌からのTEL。義兄が同じ肺気腫にて死亡の知らせ。稽古に行って24日(土)休ませてもらうことに。
(あとラスト1シーンで立ち稽古が終わるという時期。皆には申し訳なかったけど、この人はボクにとって特別な人。姉の夫ですが、こんな人になりたいと常に思っていて、自分が一番なれない人。この人の死は自分の目で確かめないといけない)
チケット取って、女房、邦人と3人で札幌へ。

25日告別式。でも結局納棺したところで帰京。なんとか夕方からの稽古に出て、ラストシーンまで。

そして今日26日、14時からスタッフも集っての初の通し稽古。気持ちだけは180%くらい。

まあ、やぶれました。気持ちではなく、やはり稽古の量が少ない。

義兄の通夜の最中、かつての地球座の時の大恩師。砂田明と同期(舞芸2期)でずっと面倒みてもらった由木杏平氏、死去の知らせ。
帰ってすぐ花を贈る。4日間で3人の大切な人の死に、さすがにオロオロ。しかし今日生きている自分が、今していることに集中しなければいけない。という気持ちは強く持ちました。

男は頑張っているなあと思っている人でも、70代を越える人のなんと少ないことか?
でも、いずれの3人も素晴らしい生き方をした人たち。この人たちに観られて恥ずかしくない舞台にしたいと思います。

昨日はタッキー(滝沢恵)、かおりん(栗田かおり)が観に来て、今日はしのぶ(鳥井しのぶ)が観に来て、みなそれなりに手応えを言ってくれました。
みな、たくさん人を誘いたいと言ってくれたことに励まされ、いよいよ中野ポケットのラストの稽古場に移動します。

自分に妥協しない舞台にしたいと思っています。

明日、また書きます。

2006-06-26 | Posted in ブログNo Comments » 

 

「仰げば尊くなし」麻乃佳世です

はじめまして麻乃佳世です。
今回、三田村組初参加ですが、毎日充実したお稽古を体験しています。
小劇場はまだまた未熟者ですが芝居を楽しんで演らせて頂きます。
どうぞよろしくお願いします!

ちょっと宣伝させて頂いちゃいます。
6/26 21:00~
TBSの2時間ドラマになんとなく出演しています。
二年前に撮影した作品ですが、お時間ございましたらご覧くださいませ!

2006-06-23 | Posted in ブログNo Comments » 

 

『東おんなに京おんな』他

こんにちは!

セリフが頭の中を駆けめぐる毎日を送っておりますが、18日(日)に、来年プロデュースするワン・オア・エイト田村孝裕くんの演出するトムプロプロデュース『東おんなに京おんな』を観てきました。

岡本麗さんと冨樫真さんの二人芝居。
作・ひょうたさんが、劇作家協会 優秀新人戯曲賞を受賞した作品だそうです。

作家がとても暖かく、岡本さんの、人を安心させて巻き込んでしまう楽しさが演出とも相まって、上品な心優しい作品に仕上がっておりました。

その前日、青山円形劇場に劇団♪ダンダンブエノ『総天然色のあまりにもくだらない合宿所ドラマ』というのを、稽古前、佳世ちゃんと観てきました。
大好きな役者、山西惇くんの演出でもあり、初めて商業演劇に出た(12年くらい前かな)時の主演、永島敏行さんも出ているし、今大人気の酒井敏也君、近藤芳正君ももちろん、そして大ファンである坂井真紀ちゃん(全然面識はありません)が出ていることが決めてでセリフも入っていないのに、あえて観にいきました。

はっきり言って、チョット期待はずれ。まあ、質のいい青春グラフティで、嫌みもなく、永島さんなどやんちゃな高校生に見えたりする訳ですが、あれっ…?!こんなことやりたいの…?この程度でいいの……?!ってカンジなのです。

確か前回は、中井貴一さんと、石野まこさんがでていて、その時中井貴一さんのあまりにも喜劇役者としての才能の凄さに驚いたことがあるので、そう思ったのかもしれませんが…。

まあ、いずれにしても自分の芝居に集中しなければ!!
今日からは後半の立ち稽古。・・・やるぞ!!

蛇足:
円形劇場で待ち合わせてたら、濃紺のジーンズ上下に、帽子を目深にかぶった佳世ちゃんが現れましたが、その足の長さ、顔の小ささ、細さ、あの人混みでそこだけ違って見えるんです。
ウーン…姫!! まいった!

2006-06-20 | Posted in ブログNo Comments » 

 

追伸

昨日夜中、残りのDM(役者さん中心)を書き終わり、今朝は台本読んで、ブログを書いて、ゆっくりと新聞を隅から隅まで読んでいると、なんと
青年座座長 森塚敏さん死去の報。
先週、Dmとお手紙書いて送ったところなのに…。
残念、無念。79才、肺気腫とのこと。

想えば、座長と初めてあったのは1996年、「戦後一幕物傑作集其の2」作・三好十郎『廃墟』俳優座劇場でした。
その当時、最も注目していた鐘下辰男氏に呼ばれ、青年座の中心メンバーと酒肴吉判、そして若手の下河辺真美さんという顔ぶれでした。

稽古が始まって、一回目の飲み会ですっかりウマが合い、以来、大の飲み友達に。
本物の特攻くずれで、本当の意見での自由人でした。
以来、飲むたびに戦中戦後の話を聞きまくりました。大劇団の中で、分裂もなく若い人と古い人がやりたいことをやっている劇団は、青年座だけの様な気がします。
そして、それはこの芝居が好きで、決して小難しい事を言わない、情に篤い、森塚敏という座長があってこそと思っていました。

三田村組を観に来る時もいつも一人、そしてボクの同級生の飲み会に一緒に参加して、まるで同期の様に飲んでいた姿が・・・。

たいへん励みしていた座長。かなしい、くやしいけれど、天国で、山岡久乃さんと二人芝居をやってください。

いくつになっても、背筋を伸ばしダンディだったあなた。7月の三田村組の芝居、座長に捧げます・・・。

これより稽古に行って参ります。

2006-06-20 | Posted in ブログNo Comments » 

 

『仰げば尊くなし』稽古風景

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2006-06-19 | Posted in ブログNo Comments » 

 

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