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今こそ、戦争について考えたい

戦後70年、かろうじて守られてきた憲法が、自民公明の圧倒的数の力で主要なところはすべて骨抜きにされてしまいました。 秘密保護法、自衛隊のどこでも派遣。 防衛費4兆と過去最高、攻撃型の武器輸入が増え、武器輸出が可能となり(これが日本には大きい、そして最も怖い)、東大では武器研究が解禁され、教科書からは従軍慰安婦の頃が取り除かれ、内閣で大臣が2,3人不祥事を起こすと有無を言わさず解散総選挙。文脈破壊を繰り返されると、人は怒りが、感情が鈍化するらしい。 本当の戦争とは何なのでしょうか?
いつの時代も軍部や政府の戦争をしかけ、国民を戦地に向かわせる側の人間には、戦争の傷みも苦しみも悲しみも理解できません。
初演では、たくさんの若い方にご来場いただき「お腹が空くということはとても辛いことなんだということがわかりました」など、身近な辛さとしての感想をたくさんいただきました。
こんな今だからこそ「父との夏」をやりたい。絶対に成功させたい!
ぜひ、応援をよろしくお願いいたします!
クラウドファンディング「camp-fire」
父との夏
2015-05-04 | Posted in ブログNo Comments » 

 

三田村組再始動公演「父との夏」キャスト追加!

昨日、5月1日、夕方5時から張ち切れパンダ8かいめ「頭の鉢」の打ち上げを我が家にてやることができました。

本番が終わって実に18日越しになりました。
作演出、役者、そしてスタッフと10名集まれました。
そして、あの謎の伝染性腸炎は、照明オペレーターの中佐くんは楽のその夜、救急車にて搬送されたとのこと。舞監の佐光くんはその夜明けに発病との報告…
真実を知れば知るほど、よく楽の日の本番が成立したことが奇跡と思われました。
しかし今は、全員元気に日常に戻っていました。
これで、ボクの復帰戦は一応終わりました。さて、いよいよ「父との夏」です。
再演に向けて、キャストが一人増えることになりました。
野川光太郎(ボクの役)の出戻りの娘、洋子に娘がいる設定になりました。その高校生の娘に咲良美里ちゃんが参加します。
どうぞお楽しみに!
美里ちゃんは「じじいに幸あれ」のとき、八木ななか(美咲)ちゃんの小中学校時代の同級生役をやっていた女優さんです。
どうぞご期待ください!
2015-05-02 | Posted in ブログNo Comments » 

 

【「父との夏」によせて】三田村周三インタビュー・3

【「父との夏」によせて】三田村周三インタビュー・3

三田村組再始動第一弾は「父との夏」の再演です。どうしてもやりたかった再演が、舌が­んの克服を経て実現することとなりました。再始動に際し、クラウドファンディングを立­ち上げておりますので、どうぞ応援をお願いいたします。

三田村周三主宰の【三田村組】舌がんを乗り越え再始動!『父との夏』公演プロジェクト – クラウドファンディングCAMPFIRE
http://camp-fire.jp/projects/view/1833

2015-04-29 | Posted in ブログ, 動画No Comments » 

 

張ち切れパンダ「頭の鉢」その後と御礼

近況報告はお久しぶりです。
そして、張ち切れパンダ8かいめ「頭の鉢」にご来場いただき本当にありがとうございました。

実は今回、恐ろしい事件に巻き込まれました。
4月13日楽日の前日昼公演に、パンダの仲間の若い母親が子ども連れで手伝いに来てくれていました。
公演準備も終わり、演出の慧以子ちゃんや、トモちゃん、ナナカと奪い合うように子どもをあやしておりました。ボクも一度だけ20秒くらいだっこしました。
さて、昼公演だけだったので、終演後、お客様と出演者、作家とゆったりと飲んで7時ごろ解散しました。すると、楽の日、突然作演出の梨澤慧以子ちゃんが、嘔吐、発熱、下痢でダウン。
3日程度接見禁止とのこと。演出家抜きで楽の舞台を終え、ボクは、舞台のバラシは免除され“お客様の相手を”ということで飲んでおりました。
ところが、バラシが終わった途端、トモちゃん、ナナカちゃんも発熱、嘔吐下痢となりそのまま病院へ。飲み屋のボクも8時過ぎから激しい下痢に見舞われ帰りました。
それから17日まで誰とも連絡がつかず、まったく芝居が終わってスタッフとあいさつも交わさず、出演者とも会うこと無く今日に至っております。
まあ、20日くらいまでには皆落ち着き、連絡は取れるようになり、他にも3,4人の被害者が出たこともわかりました。
わが家も、翌日には女房が、嘔吐。柴犬のさっちゃんまで家の中で下痢便をするという、まさにノロ(呪?)ウイルスにやられました。
そして、やっと5月1日。作演出、出演者と若干のスタッフが集まれるとのことで打ち上げを行える運びとなりました。
70年間で身内での集団感染などということを初経験。しかも、一本の芝居が終わって出演者やスタッフに会えなかったことも初。本当に怖いですわ。
まあ、5月1日が終わったら、ボクにとっての「頭の鉢」も終わることができるだろうと思っております。

ご観劇いただきながらご挨拶遅れたこと、このブログの場を借りてお知らせいたします。
今は全員元気で生きておりますのでご安心ください。

2015-04-27 | Posted in ブログNo Comments » 

 

良いお芝居を観るということ

かつて2000年頃、MODEがもっとも盛り上がっていたころ、池袋芸術劇場の前の噴水まで中に取り込んだ東京都の造った500人収容のテントで芝居をさせてもらった!

そのとき、ドイツの留学生の女の子が「とても良い芝居だったが、3,800円は高すぎる。我が国は最高級のオペラでも800円くらいで観られる! だから、次3,800円があったら彼氏と美味しい食事に使いたい」と言われてショックでした。

たしかに僕だって、今シニアで映画を1,000円で観られます。日本の小劇場の料金レベルは世界的に高いです。
やはり、自国の文化に対する国の考えの貧困さと言うしか無いのですね。

だって、映画はヒットすれば、世界中で同時上映できますが、お芝居って一人1分かけても成立しないし、スタッフも同時間にいないとできない贅沢なものですものね!
でも、それを知っているから一銭にならなくてもやりたい人が後を絶たないのかもしれません。
このジジイを国が今さら助けてくれません。どうかご支援を!

初演のときにいただいた感想(アンケート)を一部抜粋します。
まさに老若男女問わず、たくさんの方が観てくれ、たくさんのアンケートを書いてくださいました。

●時空の超え方の軽やかさに脱帽しました(42才・女)

●初見でしたが“めっけもの”の劇団でした。田口さんの演技も光っていました。(61才・男)

●三田村さんが70代と10代の役を演じているのがすごいと思いました。(23才・女)

●戦争を描いた作品はたくさんあるけど、泣きながらおにぎりを食べているシーンが、戦争の愚かさを一番表現している気がしました。(28才・男)

●若い私たちは、どうにか後世に戦争がどんなものが伝えていかなければならない。まだ元気な祖母に話を聞こうと思いました。(21才・女)

●自分が父に何をできるのだろうか、考えてしまいます。(27才・男)

●人の人生そのものが、すべてそれぞれドラマなんですね。よい脚本とよい演技が一緒になって時間を忘れていました。(65才・女)

●小中学生の子どもと観ました。生の芝居に触れる機会が無いので、とてもよい経験になりました。(45才・女)

●私の父の戦争の話、肩を落とすその姿、思い出していました。(48才・女)

●家族を見つめ直すきっかけになるような作品だと思いました。(27才・女)

●戦争の悲しさと、人間の希望を教えていただきました。(50才・男)

●お腹が空くという感覚は本当に辛かったのでしょうね。私も父ともっと話をしておこうと思いました。(女)

●同年代の人間として感銘を受けました。(75才・男)

●仲のよくない父がいますが、話をしてみたくなりました。(47才・男)

ぜひご支援をお願いいたします。

2015-04-24 | Posted in ブログNo Comments » 

 

【「父との夏」によせて】三田村周三インタビュー ・2

【「父との夏」によせて】三田村周三インタビュー・2

「父との夏」再演にかける思いや、初演時のことなど。

三田村組再始動第一弾は「父との夏」の再演です。どうしてもやりたかった再演が、舌が­んの克服を経て実現することとなりました。再始動に際し、クラウドファンディングを立­ち上げておりますので、どうぞ応援をお願いいたします。

三田村周三主宰の【三田村組】舌がんを乗り越え再始動!『父との夏』公演プロジェクト – クラウドファンディングCAMPFIRE
http://camp-fire.jp/projects/view/1833

2015-04-22 | Posted in ブログ, 動画No Comments » 

 

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