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張ち切れパンダ9かいめ「三十と十五の私」

今日、このブログを読んでくれたお芝居を愛する人は、すぐにSPACE雑遊(新宿三丁目)に行ってください!

張ち切れパンダ9かいめ
「三十と十五の私」

張ち切れパンダ「三十と十五の私」

いいです!
今までも良かったし、そう思ったからくどいて出してもらったけど、今回心配してたけど余計な心配でした。
今までで一番いい作品と言っていいです。
薩川朋子が、中島愛子が、小林美江が、いい。
そして他全てのキャストのアンサンブルもいい!
時空の使い方が素晴らしい!!

見逃すな!

三田村

 

張ち切れパンダ
「三十と十五の私」

会場:SPACE雑遊

日程:2015年9月30日(水)~2015年10月05日(月)
9月30日(水) 19:30★
10月1日(木) 19:00
2日(金) 14:00★ / 19:00
3日(土) 14:00 / 19:00
4日(日) 14:00 / 19:00
5日(月) 15:00
*★の回は、初日・平日昼割実施!
*受付開始・開場は開演30分前より行います。

料金:全席自由席
前売り・当日 3200円/学割 2000円 *要学生証提示/初日・平日昼割 2800円
2015-10-01 | Posted in ブログNo Comments » 

 

明治座「三匹のおっさん」

本日、明治座「三匹のおっさん」脚本・演出:田村孝裕、出演:松平健、西郷輝彦、中村梅雀、松金よね子を観てきました。

田村君がどんどん力を付けて、今の商業演劇の舞台に無くてはならない存在になってきたことは嬉しい限りですが、入場料が高く、なかなか観ることができません! 今日は2003年春風亭小朝さんの初の商業演劇進出したとき、「ユマ」に一緒に出ていた真砂さんのご厚意により観させていただきました。古くからの友人 松金よね子さん、新納敏正さん、そしてONEOR8の山口森広くんなども出演していて、開演前、幕内、終演後と話に花が咲きました。

商業に出ていっても、どんな大スターが相手でも、肩肘張らずに自分の世界を展開している田村君は、とても勇気があり、エライと思いました。

出演者が全員楽しそうなのが何よりいいですね!
明治座の楽屋が懐かしかったです!

三田村

2015-09-25 | Posted in ブログNo Comments » 

 

アンファンテリブル・プロデュース「(仮)の事情」

昨日、中野スタジオあくとれにて、アンファンテリブル・プロデュース「(仮)の事情 —オレはあんたに切り取られた○○○だ—」を観てきました。

青春と性欲と心としての性。人間にとってなかなか自由にならない根源的な問題をよてもよく描いた作品でした。作・演出の佃典彦氏と出演者、寺十吾、前川麻子、吉村公佑 三氏の鬼が実にピッタリと合っていました。

ただ、性というところから疎外されて生きている今のボクには、少し外から覗いてしまうような感覚を覚えました。ともあれ、良質なお芝居でした。

吉村さんは初ですが、寺十吾さんも前川麻子さんも相変わらずすごいなあと思って帰ってきました。

お金があったら毎日芝居が観たいと、またつくづく思いました。

三田村

2015-09-24 | Posted in ブログNo Comments » 

 

芥川賞と直木賞

長いブランクの間、文藝春秋で芥川賞2作を読んだ。又吉が芥川賞?みたいな気分で読まなかったのだが、読んでみたら、いい!
自分の芝居との関係とすごくクロスしました。そして、さらに面白かったのは、羽田圭介の「スクラップ・アンド・ビルド」。主人公が介護する祖父のことがとてもわかるような気がしておかしかった!(主人公がわからないとして描く祖父がわかるということです)
定価970円で質のいい作品を2本読めた喜びで、直木賞受賞した東山彰良の「流」がオール讀物に載っているので、これも“儲けた”とばかり980円で買って第二章まで進んだところで、いきなり“「流」は長編のため冒頭部分を掲載しました”といきなり終了! クソ! 本編は単行本で1600円。やめた! あとは図書館で!

先ほど、ニュースを見ていたら、安倍が父親とじいさん(岸信介)の墓参りをしている映像が流れた。これがこいつの真骨頂。国民などハナから無いのだ! じいさんが60年安保を通したことと、今回の安保法制を通したことを重ね、自己陶酔していますね、この男。

粘り強い心をボクも自分の中に養おう!

2015-09-22 | Posted in ブログNo Comments » 

 

国会前に行ってきました

本日、1970年から45年ぶりに“国会前”に行ってきました。

信じられる日本が、そこにはありました。

“安保の時間は終わり”などと言わせないために、この動きを持続させなければ!!と強く感じました。しかし、警察車輌と動員されている警察官の数!!!

テレビ画面ではわかりません! 60年、70年のとき、我々の力で倒せると感じていた権力より圧倒的な物量と周到さです!

しかし、誰に扇動された人でも組織でもない人々のおびただしい数。雨のなか中高年の数の多さに驚きました。中には乳母車を押す主婦の姿も。雨の中をうごめく人々に、自分と同じようにたった一人で来たんだな!という人の何と多かったことか!

70年という平和の時代を生きることを与えてもらった僕等は何かお返ししなければ…。何か!?

なのに、2時間も国会周辺をうろついていたらもう足がパンパン。帰りの六本木の坂のつらいこと!情けない!

 

目一杯の三田村組再始動…そして猛暑…そして、いきなりの長雨。50日近くの落ち込みでしたがせっかく拾った命!それではもったいない!

今日からまた少しずつ…。

皆さま、三田村組、そして三田村周三を今後ともよろしく。

2015-09-18 | Posted in ブログNo Comments » 

 

劇団桟敷童子「エトランゼ」/劇団ジュークスペース「片恋。」

昨日、何年かぶりで劇団桟敷童子の「エトランゼ」という芝居を観てきました。

劇場で涼をとれるという触れ込みでしたが、始まって舞台前面の林が取り払われると、そこには突然山中の湖があり、舞台手前の井戸から、主人公の少女と男が井戸に引き込まれ舞台中央の湖から浮かび上がってきます!

話はともかく、これを作り上演する、そのエネルギーに圧倒されます。

この人たちも命がけだなあ!と心の中で思いました。

前に観たときにも思ったのだけれど、もりちえさんという女優さんがふしぎでおもしろい。どんなセリフも笑っているように見える!

 

 

夜はジュークスペース「片恋。」脚本演出:大岩美智子(植吉劇場で演出をしてくれている女性の劇団です)

メンバーの平島茜とやくわけいこ、そして佐久間淳也さん以外は、みな20代の人が10人近く出ています。このメンバーの30半ばのセーラー服の女子高生に恋する20代の男の高校生がかわいい!

日常ぽい芝居とコミックを見ているようなギャグは、この世代の人はほぼできちゃうことに、なんだかポカーンとして、女子高生だらけの客席で71才のおじさんは浮いていました。

 

 

綾子(姉の娘)から電話があり、最近のボクの暑苦しいブログについていろいろと話し合いました。

発信の仕方が一方的すぎる! 若い人にも参加したいと思わせない!

自分も書きながら何やってんだオレとは思っていたのだけれど、やはりキチンと指摘されると、そうなんだよなあ!とつくづく思ってしまう。

自分が稽古なり本番やっていないときは、なんだか時代の闇に飲み込まれてしまいそうな気分になってしまう。

昨年、病院の窓から見た、ただ元気に自転車こいでるおばさんや、子どもを前後に乗せたお母さん、ウワー生きてる!! 生きてるってそれだけでこんなにスゴイことなんだ!!!って感じた、あの感覚を忘れかけているのだ。

オレと綾子は夜中に安保法制やら自己表現やらについて、一時間もしゃべっていられる—このことこそ「平和」という実態なんだ—。こんなことを確認し合いました。

インターネットの書き込みが次の日には全て消されている中国、コワイネ! 平和、大事にしたいネ!

 

三田村

2015-08-28 | Posted in ブログ1 Comment » 

 

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