ブログ

ヒヤリ

昨日、あまりに久しぶりにブログを書いたので、ついつい書き急いでしまいましたが、いろいろなことがありました。

10日くらい前、稽古中にまったく振り付けやセリフが消え去り、稽古を中断しました。そして台本を見るとまったく覚えの無いセリフが書いてあり、ものすごく動揺しました。
2,30分休ませていただき、少しずつ元に戻りました!

次の日病院へ行き、虚血症(まあ、軽い脳梗塞です)とのこと。でも2,30分でセリフも振りも思い出したので大丈夫でしたが、こんなこと生まれて初めてで、本当に恐かったですし、一緒にやっている全員が“やはり”と思ったはずです。

寒かったので、稽古場の暖房の暖かさと、休憩時に空気を入れ換えるために窓を開けたりするのですが、そのときの寒暖差に身体がついて行けなかったとの診断。

いつ終わるか本当に分からない役者人生!
その想いは一層深くなりましたが、一本一本、一日一日を丁寧にウソをつかないようやっていきたいと思っております。

あと、後輩の皆さま、お芝居をなかなか観に行けなくってゴメンナサイ!
今日も新玉ねぎのスライスを食べ明日の分もスライスしました。
オレの血液よ、ガンバレ!

三田村

2016-01-31 | Posted in ブログNo Comments » 

 

オフィスコットーネ「屋上のペーパームーン」稽古佳境

大大大お久しぶりです。

昨日、早くも第1回目の通し稽古、本番までまだあと10日あります。そして、本日稽古休み。前回ブログを書いたのがいつのことやら思い出せません!

ただこのスズナリ公演と3月の三田村組梟門公演、と無謀な計画をしてしまったことにより、昨年11月より植木屋、掃除屋とバイトを重ね、役者の身体とはほど遠いところに行ってしまい、1月5日〜29日昨日の稽古まで時間をかけてやっとお芝居と立ち向かえるようになってきました。
あと10日、なんとか間に合いそうです!

このお芝居、作家が若くして40代で死んでおります。そして話も1970年代の大阪ニセ夜間金庫事件という実際にあった事件であり、犯人も捕まっておりません。
プロデューサーが綿貫凜。趣向は違いますがとてもいい仕事をしていて敬意を抱いていた女性! いずれご一緒したいと思っておりました! そして演出は、当時イタリア留学より帰ってきてすぐの『エキスポ』(日暮里d-倉庫)でご一緒した文学座の若手のホープ、高橋正徳。役者はMODE以来になる久保酎吉さんとの共演。
稽古場は楽しいのですが、とにかく身体がなかなか思うようについてきてくれない。しかもセリフは全員大阪弁(ずっと方言指導の中村健さんがついてくれているのですが)、感情の爆発と大阪弁が微妙にずれる!
しかも全編肉体勝負。全身バキバキ、稽古以外毎日リハビリだけの生活。
出演者7人、20代1人、30代1人、40代2人、50代1人、60代1人、70代1人。以上7名。それでいて、動きは一番多い! やると言った以上やります。
これだけの年齢差でやっているので、仕上がりのことは言えませんが、三田村組でやっている芝居とはまるで違う芝居と三田村を楽しんでもらえると言うことは確信しています。

稽古が14時から21時ということで、我が家の愛犬サッちゃんも相当のストレスで、ボクの部屋の前に4日連続でウンコしたり、いろいろ訴えていましたが、昨日今日はとことん関係修復にがんばっております。

71才の三田村、かなり初めての挑戦しております!
観てください!

 

三田村

2016-01-30 | Posted in ブログNo Comments » 

 

年の瀬

やっと一ヶ月半のバイト生活が終わりました。

心はなんとか繋がっておりますが、身はボロボロ…。
12月の後半は週に2度、整形外科で痛み止めを8ヵ所に打ってもらってなんとかやりきりました。
正月のため、明日また行ってきます。

この間届いた芝居の案内状は50本以上。でも、伺えたのは5本…!
来年は2月3月と本番ですが、こんな状態では、もう、芝居をプロデュースするのは3月の三田村組で最後なのかと考えざるを得ません。

夢はまだまだたくさんありますが、その前に生きてゆかなければなりません!

こんな風になるとは2年前までは思っておりませんでした。でも、とにかく、拾った命。一日一日芝居にかけてみようと思っております。正月は5日から稽古なので、1〜4日は家におります。三田村家の正月はいつも通りです!!

皆さま、本年は大変お世話になりました。
2016年、新春から走ります。どうかよろしく。

三田村

2015-12-29 | Posted in ブログNo Comments » 

 

龍昇企画 第40回公演「平成駅前旅館」と151128三田村近況

26日(金)中野スタジオあくとれにて、龍昇企画第40回公演「平成駅前旅館」作:前川麻子、演出:塩野谷正幸 を観てきました。
前川麻子のアナーキーな台本を塩野谷さんが茶目っ気たっぷりに演出していて、実に気持ちのいい舞台でした。

ボクの生活の方ですが、64才まで“いたい”“かゆい”と言ったことの無かった妻が、ひざを痛めて診療に通いながら働いてくれております。日曜以外は14:30から、帰りは23:30です。中華の厨房での立ち仕事。ひざも悲鳴を上げたのでしょう。
なのに、病み上がりの71才の老人にはなかなか仕事が見つかりません。植吉も若い人に取って代わっておりまして出番は無し。履歴書を持っていろいろ訪ねてみましたがまったくダメ!
そんな折、昔の仕事の「つやげん建物管理」さんに、当時一緒に働いていたNさんという方が部長になっておられ、仕事をいただけることとなりました。11月ぼちぼち、12月は年末特掃などもあり、ほぼ全日やらせてもらえることとなりました。

身体はきついですが、何としても新しい年を迎えるまではと、頑張っております。

12月もたくさんのお芝居が上演されておりますが、このじいさんは仕事だけで精一杯です。お許し下さい!

28年1月5日が稽古初日です。

 

三田村

2015-11-29 | Posted in ブログNo Comments » 

 

151119三田村近況

皆さま、お久しぶりです。生きております!

病み上がりの身体で芝居をし、その身体をいたわり、グスグスブラブラ女房だけを働かせておりましたが、もうにっちもさっちも行かなくなり、その上来年1,2,3月と芝居漬け…!わおー!

働かなければ!
稼がなければ!
働き口を探しましたが71才の男に仕事も無く、焦りまくってやっと10月半ばから週に4,5日仕事をもらっておりますが、11月の頭にかかった風邪が今まだスッキリせず、朝起きて仕事に行くのがやっと!

ブログどころか大好きな役者さんたちが次々に上演しているお芝居も観られない有様。情けない。この場でまとめてごめんなさい!

 

さて、そうこうしているうちに3月の三田村組のチラシが出来上がってまいりました。
自分で、“バーッと目立つように”と頼んだのですが、やはり上がってくるとかなり恥ずかしい!!

それと何と2月の『屋上のペーパームーン』の顔合わせと初本読みが11月3日、すでにやりました。皆、もうかなり読み込んで来ているようすで、大阪弁もほぼ完璧。で、テンポもあり、セリフもしっかり! 噛んでいるのはボクばかり…トホホ!

しかし、今は稼ぎ年を越せなきゃ、稽古も出来ズ!

そんなこんなで、本年はいよいよ不義理をしそうですが、これを読んでくれた人は生きていることを伝えてください。

 

しかし、フランスのテロ、ロシア機のテロ。どうやって乗り越えたらいいのだろう?
少なくともオランドもプーチンもオバマもも間違え続けている!!

 

三田村

2015-11-19 | Posted in ブログNo Comments » 

 

サスペンデッズ第17回公演『おせん』

下北沢 シアター711にてサスペンデッズ第17回公演『おせん』を観てきました。
久々にお芝居の楽しさを堪能しました。

男三人が浄瑠璃の人形(しかも人気の無い)になり、一人二役、三役をこなしてゆくのですが、これが実にお芝居の本質的な遊びに構造にはまっていて、井原西鶴(古典)を見せられているというようなところが全くないのがいい!
それでいて、古典とは良いものだと思える。

注文はあり!
おせんを担当する佐藤銀平君。おちゃめでセリフも聞き取りやすいが、女とまでは言わないがもうちょっとしっとりさが、色っぽさが欲しい!(健康的で力強いおせんが勝りすぎ)

伊藤君、佐野君もいい役者だね!
早船作品の中の陽性部門トップ作品!

ただ残念ことに、今日初日で明日明後日までで終わり。

誰かこのブログを読んだら観に行って!

http://www.suspendeds.net/next.html

三田村

2015-10-30 | Posted in ブログ2 Comments » 

 

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