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「仰げば尊くなし」チラシ・・・(高乃麗)

三田村組のチラシが届いた。
「いいチラシだねー」…と思わずつぶやく。
三田村さんが通っていたホンモノの校門だそうだ。
やっぱりホンモノはすごい。
「歴史と伝統」
学生の頃はピンとこなかった、こんな言葉の重みが、
今は少し実感としてわかるようになった。

私も44才。
幼い頃、三田村さんにお風呂に入れてもらった娘も17才になった。

まだ台本もできてないのに、ワクワクで胸がいっぱいになる。
今回私は、三田村さん,古屋さん以外、みんなはじめての方ばかり。
正月には三田村邸で、飲んで騒いで、さながら「同窓会」のようだったが、
さて、どんな芝居になることやら。

何にせよ… 
早く見せたいチラシの出来に感激である。

高乃

2006-03-04 | Posted in ブログNo Comments » 

 

「仰げば尊くなし」三田村さんとは(高乃麗)

三田村さんとは長いつきあいだ。
「じじぃ」・・・私は彼をそう呼ぶ。
しかし考えてみるとひどいニックネームだねー。
「○○さんの芝居さー、じじぃはいついくの?」・・・とか。
「じじぃっ、何飲む?」・・・とか。
いやーありえないよ、よく考えると。普通は。

彼と「やじろべい」という芝居で夫婦役をやった。
私は「アル中の女房」役。で、じじぃは「ヤクザの親分」。
「又、お前酒飲んでたなー!」ってんで私がじじぃにボコられるシーンがあった。
稽古で唇が切れた。血が出てきてなんだか本当にくやしくなって手が震えた。
あごがはずれた事もあったっけ。しばらくの間、顎関節炎の痛みに悩まされた。
声優仲間の田中真弓さんに「アングラやってんなーって感じたよ!」と言われた。
芝居なんだからさ、できるだけけがはしたくないけど『本気』でやってみなきゃわかんない事って山程ある。
人は年とるとどんどんけがしないように生きるようになるけど、その点でじじぃは過激。
そんなじじぃだから、もう1回一緒にやりたくなっちゃうんだ。

2006-02-28 | Posted in ブログNo Comments » 

 

サンドイッチマン2005~2006

こんにちは、三田村周三です。

昨日21日(火)は、息子 保倉大朔が初プロデュースしたアンクル・ジャム#1「サンドイッチマン2005~2006」を王子小劇場に観に行ってきました。
作は、三田村組でもおなじみ今いそむ氏。演出は若者に人気“無機王”の渡辺純一郎君。

彼はやはり人気の“ONEOR8”田村孝裕君と舞台芸術学院の同期で、今回の三田村組作・演出 蓬莱竜太君の一期後輩です。今、舞芸の若手は皆、大変素晴らしい舞台を創出しています。

さて、出演者はボクと40年以上前、舞芸で同期だった一色涼太氏や、ボクの植木屋の親方であり、“中村座”の盟友である高橋広吉氏、“マーク義理人情”の成瀬功君、三田村組の栗田かおり、そして我が息子 保倉大朔他がでていて、作・演出・役者が老若男女入り乱れて、一回目にしては、期待できる出来になっていました。

終演後、チャコ(高乃麗)、“野花”の美香、ボクの奥さん、その兄、“Uフィールド”の米田君、北村青子さん等と飲む!スタッフ・キャストで“坐和民”にて大いに飲む!!

チャコは短髪にして大いに若返っていました。黒の短髪は“ニキータ”そのもの、土台がいいと何やってもイイネ!
美香も相変わらず、20代くらいにしか見えない年の重ね方で、良かった・・・?!

芝居を観た後の酒は美味いネ!王子の駅に着いたら終電(12:08)の2分前。あぶなかった。王子からタクシーはイヤだからね。飲む時はあらかじめ終電を調べておこう。
今日はとりあえず…。息子も役者をやっておりますので、覚えてやっておいてください。

では。

2006-02-22 | Posted in ブログNo Comments » 

 

先日の追伸

こんにちは、三田村周三です。
先日分の投稿、追伸を忘れておりました。

何故、雨の止んだ次の日も休業かといいますと、まず屋上緑化のため、屋上に防水シート(コールタールの巻物)を張るのですが、前日の雨で屋上が濡れていてまず最初の作業が出来なかったからです。
興味ないか…ゴメン!

というわけで、休業一日目は掃除、洗濯、料理の下ごしらえ、包丁研ぎ、読書、日記、オリンピックと、ヨシこの機会に!と身体が動くのですが、二日続くと不安が先で“明日は晴れるよ!”など気が滅入り…。本日はチャリで渋谷に出向き、「ジャー・ヘッド」アメリカンビューティーのサム・メンデスの湾岸戦争のウラ、一海兵隊の日常を見て過ごしたアメリカそのものと言うような、なかなか迫力ある作品でした。
ボクはシニアで1000円で観られます。

帰りのチャリで考えてた事は、映画そのものよりこういったものが1000円で観られる事、そして午後1時45分の回にもかかわらず、20人くらいしか入っていない事!

芝居もこのくらいの金額で見せられたらと言う想いと、それでも20人かよ!という想い。もし芝居をシニア1000円、一般1500円くらいで観劇してもらえる為には、一日200人動員で3ヶ月くらいのロングランが出来ないと不可能です。

みなさん、何とか知恵をお貸しください。

翌日、元麻布に緑を植えに。
雨の分、日曜も仕事が入りラッキーでした。

2006-02-21 | Posted in ブログNo Comments » 

 

三田村よりお知らせ

こんにちは、役者紹介は一応終わりましたが、本日は自分のことでお知らせがあります。

先の二日間の寒さは“余寒”というそうで、東京はこの余寒を何度か繰り返しながら春になっていくそうです。
昨日、一昨日の雨で、元麻布のお屋敷の屋上緑化工事がお休み…!?
“土方殺すにゃ刃物はいらぬ、雨の三日も降ればいい”!ボクの借金返済計画に赤信号をともす休業。…まあ、気を取り直して…!

さて、本題です。
本年3月も持ちまして、ボクの所属しておりました株式会社サワズの俳優マネジメント部門が三木プロダクションとして、新社長体制となることとなりました。
ボクは、大好きなサワズの会長、澤龍さんに、50才過ぎてから「アルバイトしながら芝居だけやってるのはもったいない。いろんな事をやってみなさい」と言われ、この間色々夢のようなお仕事をもらい、TV、映画、CM、声優、商業演劇、いろいろやらせて頂きました。
いわば、会長に拾われた身でありますので、この機会に心機一転“フリー”となって、芝居、芸能活動に励もうと考え、また、会長のような方と巡り会えることを期待して頑張ります。

9月には星屑の会も再開されます。また来年の5月の明治座も決まっております。

しかし、なんと言っても今の日本の状況で芝居だけで食っていけるなどという人はほとんどおりません。

フリーになっても“クソジジイ”は元気です。
高齢化社会、どんなドラマ、ドキュメント、映画、CM、芝居、ジジイも必要かと。
どうぞ、何でも振ってください。人生経験だけは豊富です。今後ともヨロシク!
なお、フリーの三田村にご用の方はこちらまで。どしどしご連絡ください。

offer@mitamuragumi.com

2006-02-18 | Posted in ブログNo Comments » 

 

「夫婦犯罪」を観てきました

こんにちは。
今日はキャスト紹介最後の一人、栗原茂氏の紹介ですが、その前に・・・。

2月11日(土)「夫婦犯罪」作・演出 水谷龍二(本多劇場)を観に行きました。

いや~あ、片桐はいり は天才だ。どうみても奇形なのだけど、それは外形で、可愛い人間の内面の奇形を実に楽しく見せてくれるのです。
彼女が“うんこずわり”(失礼)をするだけでとにかく笑えます。

辺見えみりちゃん。結婚おめでとう。いいところに目をつけたね!
昨年は「丹下左膳」で2ヶ月一緒で、お母さんのマリさんにも会わせてもらい、嬉しかったです。とにかく素直。今回はいよいよ本領発揮。人間の品の良さのなんたるかを見せてくれました。素晴らしい。

そして昇太さん。女房が万引きした金で食わせてもらっていながら、育ちの良さを(大物政治家の息子)特別なことをするでもなく二人の相手役との、話の聞き方・見方で表現できてしまう。
三田村組にも、これで二度お誘いしていますが、なんせ売れっ子。まだ実現していません。いつか舞台上で昇太さんと目線を交わしたいと思っています。

終演後、水谷さん、阿知波悟美さん、上野ハコちゃん、轟二郎さん、栗田かおり、昇太さんらと“鳥海亭”にて飲む!

流石の阿知波さんも「はいり」に脱帽!
この三人の組み合わせに皆も感服!!
水谷さんもほとんど“ダメ出し”はしなかったとのこと。三人で読み立つうち、ほとんど芝居が出来てきたと話していました。

阿知波さんは、今秋コットンクラブ(中西良太、河西健司)公演「賭けること」で全国を廻るとのこと。この話から皆で、今、お芝居に人が集まらないと言う話に花がさきました。
僕らが芝居を始めたころと、演劇を鑑賞する人口にあまり差がないと言うこと。その割、役者は10倍以上(ひょっとすると100倍くらい?!)増えていると言うこと。なんとかもっと手軽に安く、そして安心して観られるシステムなり内容を作ってゆかなければ、と思いをめぐらせております。

そうこうして盛り上がっておりましたら、隣の席に同年代の演劇評論家“衛紀生”氏が、20代前半の女性5.6人を従えて飲んでいるではありませんか。しかも皆「先生!」と言う感じなのです。さっそく乱入!

衛さんと、柴田瑛子(奥様)の仲人は自分であること。衛さんがかつて柳美里とつきあっていて、三角関係(瑛子さんではありませんよ)のもつれで夜中に西麻布の我が家に美里とやってきてもめたことなどをバラし、衛さんの若いゼミの子達に7月の三田村組を見に来ることを約束させました。

まあ、久しぶりに楽しかったけど、外に出ると金がかかるね。
観劇料4000円、交通費580円、鳥海亭一人5000円、夕食850円。軽く1万オーバー。
昨年の秋まで、年間130本芝居を観ていた事が信じられません。とにかく今は稼がなければ!

…しゃべりすぎました。
栗原君の紹介でした。明日は必ず。

2006-02-17 | Posted in ブログNo Comments » 

 

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